神秘的な女性と男性~好かれる人はミステリアス?~

ミステリアスな女性の写真

国内外の様々な企業を渡り歩いてきた筆者が数多くの人を見てきた中で、職場や学校、プライベートなどで好かれる人の特徴を挙げている当サイトですが、今回は「神秘的な女性」と「神秘的な男性」についてまとめてみたいと思います。

「神秘的」という言葉は英語の「ミステリアス」という意味の通り、何だか理由ははっきりしないけど、どこか謎めいている人のことを表現していると思うと、あなたの周りにも一人や二人思い当たる人がいるのではないでしょうか?

○群れて行動することをあまり好まない

人は自分が知っていることや体験していることについては、”人並み”以上に自信を持ってしまうというのが心理学的に言われる自信過剰バイアスですが、周囲の人からすると、神秘的な人というのは、まさにその反対で、自分では想像がつかない、どこか捉えどころがなく、とにかく謎めいています。

筆者は、周囲の人から「あの人って神秘的なところがあるよね」と度々言われることがある女性に、実際、そんな風に言われてどう?って聞いたことがあります。

その女性は、「よく言われる(笑)」と前置きした上で、「正直なところ、キレイって言われる方が嬉しいけど、神秘的って言われるのも嬉しいし、自分自身なんでそう言われるのか、分からないけど・・・群れたりしないからかな、ほら、女の人って群れるの好きでしょ?」と言っていたのが特徴的でした。

その女性は、筆者とは20年以上のつきあいですが、確かに「神秘的」な雰囲気があります。さらに、男性からはモテます。ただ、昔から、あまり女友達と連れて遊んでいるといったイメージは確かにありませんでした。

○周囲に流されずにマイペース+クール

我が道を突き進むタイプの人って、それだけでもある意味、魅力的なのですが、神秘的な人となるとマイペースにクールさが加わってきます。

筆者が過去に勤務したある企業で一時期仕事を共にしたある男性(周囲から何度かミステリアスと評されることがあった男性)ですが、その彼は、とにかく数字へのこだわりが徹底的に凄く、そしていつも冷静沈着でクールそのものといった人でした。

長時間の会議や作業などで、周囲が盛り上がって、議論がヒートアップしても、その彼は口数こそ少ないものの、いつもクールに数字にこだわった話題を提供し、他のスタッフからも常に一目置かれるような存在でした。

一歩間違えると、数字オタク?なんていう彼ですが、高身長でスタイルもよく、またオシャレにもさりげなく気を使っていましたので、「クールでミステリアスな人」という感じで一部の女性には人気がありました。

○生活感がない+こだわりがある

神秘的な景色というと読者の方はどういった景色を思い浮かべるでしょうか?筆者は、北欧のオーロラや深海に差し込む太陽の光などを思い浮かべますが、どこか非日常的なイメージを想像する方も少なくないのではと思います。

神秘的な人も同様で、神秘的と言われる人のほとんどの人は非日常的で生活感がない上に、生きていく上でのポリシーのようなこだわりを感じさせてくれたりします。

筆者が知人を通じて知り合ったある男性(その知人からも会う前に神秘的な人と紹介された(^^;)ですが、紹介された以降、その男性がカジュアルな服装をしていることはほとんど見たことがなく、帽子や靴、そして服もこだわりを感じさせる着こなしでした。

また、車や持ち物も、どことなくこだわりが垣間見え、洗練されたセンスの良さを感じました。

ただ、それだと単にオシャレな人なのですが、なんと、その神秘的な男性は結婚して奥さんに子供が2人という家族がいる!にも関わらず、生活感のようなものは微塵も感じさせないという不思議さでした・・・。

神秘的な魅力というのは、非日常とこだわりを追求した結果なのかもしれません・・・。

○不必要に喋りすぎない

雄弁は銀、沈黙は金なんてことわざもありますが、不必要なことを話しすぎて、不本意な形で相手を傷つけてしまったり、不快にさせてしまったことがあるという人は決して少なくないと思います。

もちろん、神秘的と評される人もそんな経験が過去にはあったかもしれませんが、神秘的な人は不必要には喋りすぎません。

上の非日常感とも関係してくるのですが、喋りすぎる人はどうしてもプライベートな話題も増えてきてしまいます・・・。そして、それはその人の生活の一部を周囲の人に良くも悪くも伝えてしまうことに他なりません。

情報への飢餓感で人の関心を引くというマーケティング手法は割と昔からよく使われたりしますが、情報がオープンになればなるほど、その人の神秘さは失われていくのかもしません。

また、神秘的な人は仮に情報を出し続けても、まだ何かあると周囲を思わせるだけの引き出しの多さというか、奥の深さを感じさせているのかもしれません。

○知的さをひけらかさない

知的な雰囲気というのは、一朝一夕では出てきませんが、神秘的な人と評される人は、多くの場合、インテリジェンスを感じさせる雰囲気も合わせ持っていたりします。

ただ単純に知的な人というのは、世の中に結構な数の人がいたりしますが、神秘的な人は、その「知性」に任せて専門的な言葉を多用したり、わざと難解な言い回しを使用したりしません。

つまり、神秘的で魅力のある人は、決してその知的さをひけらかすことなく、知的なイメージを周囲に与えることに成功しているのです!

【神秘的な男性と女性のまとめ】

神秘的な人は、自身のイメージを自分の意志でコントロールしているかどうかは分かりませんが、自分自身の等身大の魅力以上に大きく見せたり、極端に卑下したりすることなく、自分の魅力に奥行きを与えていることに成功している人と言えると思います。

実際のところ、神秘的な人に憧れて神秘的な人になるというのは、決して簡単なことではありませんが、近づくことはできなくないと思います。

また自分の大切な人がミステリアスで・・・周囲にミステリアスな人がいて、理解できない・・・という方もいるかもしれませんが、神秘的な人とは言え、同じ人間です。その類まれな個性を受け入れることができれば、あなたの寛容さを証明できるチャンスかもしれません(^^;)

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