恋愛で2人から同時にアプローチをかけられたり、あるいは、彼氏と付き合っているときに別の素敵な男性にアプローチをかけられたりと、悩ましいことに、2人のうちのどちらかを選択することを迫られるケースがあります。
場合によっては、選ぶことができない・・・という状況にはまり込んでしまい2股をかけている大胆な人もいるかもしれません。
今回は、そんな究極の選択とも言える彼氏選びの方法について説明してみたいと思います。
1.結婚まで考えるなら、一緒にいて楽な人を選ぶ
誰が言ったかは定かではありませんが、結婚にまつわる言葉として、
「結婚するなら2番目に好きな人と結婚するべき」
という言葉があります。
この言葉の意味するところは、人により解釈は様々ですが、恋愛を経て長く結婚生活を続けている人にしてみれば、それは、一緒にいて”楽”かどうかということを示唆しているようにも受け取ることができます。
どういうことかと言いますと、1番好きな人と結婚できることは、確かに幸せなことですが、一方で、好きすぎて相手のことが心配になったり、精神的に落ち着かないということも度々あったりして、決して”楽”な関係ではないということです。
その点、2番目に好きな人は、精神的に穏やかで相手と向き合うことができる人が多く、これは結婚生活において、とても重要な要素です。
なぜなら、結婚は恋愛とは異なり、どちらかと言えば、ドキドキよりも平穏な日常の繰り返しだからです。
もし、2人の男性でどちらを彼氏にしようかと悩んでいて、そして、その選んだ人とは結婚まで考えているのであれば、どちらが一緒に居て”楽”なのかという視点で選んでみるのも一つの方法です。
2.今を楽しむら、”ドキドキ”する方を選ぶ
まだ結婚なんて全然考えられない!というのであれば、男としてドキドキする方を選ぶという考え方もあります。
その男性といると、デートや食事などの時間が刺激に満ちていて、楽しくてしょうがないという場合は、その男性の魅力に夢中になっていると言っても過言ではありません。
そうした男性と付き合うと、感情の起伏があったり、心が揺れ動かされたりすることも多いですが、恋愛している実感や恋愛の醍醐味を思う存分、味わうことができたりします。
3.幸せを感じたいならポジティブな人
ハーバード大学が2009年に発表した75年をかけて調査を行ったレポートによれば、男性が成功する条件は「暖かな人間関係」だったということが明らかになっています。
「暖かな人間関係」は、特に幼少期の母親との関係が重要で、幼少期に母親と暖かな関係にあった男性は、そうでない男性に比べると年収が高かったという研究結果も出てきます。
ただ、年収はある程度高くなると、そこからは幸福度があまり上がらないことが他の研究結果でも明らかになっていまして、幸福感という意味では、年収以外の要素として、その人がポジティブであるかどうかという点が重要になってくるとされています。
愛情や相手への思いやり、感謝や希望、相手への信頼、寛容さなどポジティブな感情を常に持っている男性は、そういった意味では一緒にいて、幸福感を感じることができる男性と言えるでしょう。
2人の男性から彼氏を一人選ぶとき、「幸せ」という基準で選ぶのであれば、ポジティブであるかどうかという点は、考えるのに値する視点の一つだと思います。
4.精神的にも肉体的にも健康であること
近年、心の病を患う人が増えているということがニュースなどで話題になったりしますが、心身ともに健康であるということは、彼氏を選ぶというときも重要な要素です。
ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンは、人間がいかに影響されやすい存在であるかをその著書で語っておりまして、中でも「認知的不協和」は恋愛においても非常に興味深い例の一つです。
たとえば、彼氏が明らかに”理不尽”と思われる発言や行動をしても、相手のことを”好きだから”という理由で、その理不尽な発言や行動を個性と解釈したり、他にもいいところがあるといった風に問題を直視せずに、不快な感情を抑え込むことなどが挙げられます。
そして、最も気をつけなくてはいけないのは、認知的不協和を繰り返すと、本人が知らないうちに、いつのまにか恋愛がとても苦しいものになってしまうということです。
彼氏も理不尽なことをしても許されるので、どんどんエスカレートするというのは、非常によくあるケースです。
2人の男性のうち、どちらかを彼氏として選ぶのであれば、精神的にも肉体的にも健康である人を選ぶという方法もあります。
5.習慣を大切にしている人
過去の多くの成功者が口を揃えるように、日々の積み重ねの大切さは、どれだけ繰り返してもその価値が色褪せることはありません。
それは、男性を選ぶときにも非常に重要な視点の一つになります。
日々の習慣を大切にしている男性は、長期的な視点で成功することを考えてしますし、また、恋人との関係においても愛情の積み重ねを大事にしています。
彼氏として、どちらか選べない・・・というときは、こういう視点で男性を見てみるというのも一つの方法です。