「なんか、最近あの人のことが気になるかも・・」ということは、恋愛や人間関係において、誰でも少なくとも一度や二度は経験があるのではないでしょうか?
中には、気になる人ができると、すぐに「もしかして、あの人のことが好きかも・・」「誘ってみようかな・・」と考える人がいたり、「とりあえず落ち着こう・・」「なぜ気になるんだろう?」と自分の気持ちに思いを巡らす人もいるかもしれません。
そこで、今回は、「好きな人」と言えるほど気持ちの中ではっきりとした存在ではないけど、なぜか「気になる人」について、実際に行動を起こす前に確認したいことをまとめてみたいと思います。
では、早速見ていきましょう。
1.自分にとって気になる人ってどんな存在?
まず、そもそも、「気になる人」ってどんな存在でしょうか?
仮に、気になる人=好きな人と言い切れるのであれば、恐らく、それはもう気になる人ではなくて、その人はすでに自分の心に恋心を宿した好きな人という存在になっています。
また、気になる人というのは、周囲の人だけでなく、テレビや雑誌などで見る芸能人やスポーツ選手などにもいたりする場合もありますので、恋愛の対象としてだけでなく、人間としての興味だったり関心がある存在と言えます。
となりますと、「気になる人」というのは、誤解を恐れずに簡単に言ってしまいますと、今、興味がある存在だったり、もっと知りたい存在(好奇心)ということになります。
そして、好奇心のままに「気になる人」のことを色々と知っていくうちに引き込まれて「気になる人から好きな人」へと変わる場合もあれば、逆に知れば知るほど、違和感を感じて、心が離れ、いつの間にかすっかり気にならなくなったり・・という場合もあるでしょう。
かつてレオナルド・ダ・ヴィンチは次のような言葉を残しています。
「知ることが少なければ、愛することも少ない。」
気になる人というのは、好奇心を掻き立てられる存在で、恋愛で言えば誰かを好きになったりする前の存在だったり、友達から親友に代わる前の存在なのかもしれません。
自分にとって「気になる人がどんな存在なのか?」ということを考えてみるだけでも、アプローチは変わってくると思います。
2.気になる人へのアプローチ
ここからは、まだ恋してるとは言えないけど、ほんのりと恋心が芽生えそうな存在の「気になる人」をイメージして説明したいと思います。
「なんか気になる・・」「なぜか気になる・・」そんな感情を揺さぶられる”気になる人”に対して、連絡を取ったり、アクションを起こす際、注意しておきたいことを説明したいと思います。
〇自分はどうしたい?相手は?
まず、自分は「気になる人」を恋愛対象として考えているのか、そうではなくて話がしたいだけ・・会いたいだけ・・など、自分の気持ちは確認しておく必要があるでしょう。
恋愛ではお互いの様々な感情が交錯して、こっちが意図しない形で伝わったり、それがきっかけで深い仲になったり、疎遠になってしまったり、意外な方向に関係が進展したりということは決して少なくありません。
例えば、相手が独身なのか、既婚者なのか?というだけでも「気になる人」への気持ちの持ち方は変わってくるでしょう。
「気になる人」への軽い気持ちではじめたアプローチが、あとでドロドロの関係になったりすることだって十分ありますから・・。
〇アプリやメールなどで連絡するには?
気になる人への連絡と言えば、LINEやFacebookなどのコミュニケーションアプリやeメールなど様々な方法がありますが、どんなアプローチではじめて、どのように展開していけば、いいでしょうか?
筆者は気になる人との連絡に限ったことではありませんが、コミュニケーションで大切なことは、例えば「質問力」なんかはその一つだと思います。
詳しくは、質問の仕方~人に好かれる話し方~を参考にして欲しいのですが、その本質は、「いい答えはいい問いに導かれ、いい問いはいい会話に繋がる」というもので、
○できるだけ簡潔であること
○質問内容が核心を突いていること
○答える価値のあるもの
上のポイントを守るだけでも、気になる人とのコミュニケーションはきっとうまくいくでしょう。
上のポイントは抽象的ですが、取っ掛かりとしては、
「あれ、髪型変えました?」
「旅行に行かれるって言ってましたよね?週末はいかがでしたか?」
「さっきの説明すごい分かりやすくて、感激しました。説明するときに大切にしていることって、教えてもらえませんか?」
「この前のトラブル大変でしたよね・・。なぜ、○○さんは、いつもそんなに前向きでいられるんですか?」
といった会話からはじめて、徐々に丁寧に相手の考え方、価値観を探り、気になる人を”知って”いくといいでしょう。
〇デートや食事に誘うには?
気になる人をデートや食事に誘うタイミングとして、筆者がおすすめするのが、何かのお礼をするタイミングです。
社会心理学には、「好意の返報性」という考え方がありまして、簡単に言ってしまいますと、何かしてもらったときには、お礼をするといったもので、社会ではごくごく当たり前の常識のことを指しています。
気になる人をはじめてデートや食事に誘うというのは、緊張感があったり、非日常感が出たりしがちなところですが、「好意の返報性」はきわめて常識的な行動ですので、非日常感を和らげてくれるタイミングとしては、最適です。
「この前のお礼に食事をごちそうさせてくれませんか?」
「この前手伝ってくれたお礼に、色々考えてみたんだけど、一緒に映画見に行かない?」
「先日はありがとう。今度、ライブ一緒に行かない?」
などなど。
3.気になる人が失望に変わることもある・・
かつて、シェイクスピアは次のように語りました。
「真の恋の道は、茨の道である」
筆者自身もかつて、気になる人のことを恋かな?と思って、アプローチをかけて、何度かデートを重ねて、その後、恋まで発展しなかったことがありました。
筆者だけではないかもしれませんが、「気になる人」という段階では、なぜか相手のことがまだよくわからないのに、好意的に見てしまうことも少なくありません。
そして、期待が大きすぎると、気になる人が思っていた人と違ったりして、がっかりしたり、失望したりすることも決して珍しいことではありません。しかし、それはこっちが一方的に期待を膨らませて、良いイメージを抱えてしまっていたことが原因ということもあります。
つまり、気になる人を過剰に好意的に見て、その後、失望して終わってしまうというのは、相手にとってみれば、「そんなこと言われても・・」となるわけです。
「気になる人」として引っ掛かったポイントが、仮に見た目や性格、考え方、仕事、年収、生き方のどれかであったとして、それがちょっとイメージとは違ったとしても、その人のことを一方的に失望したりするのは・・勿体無いかもしれません。
縁がなかったといえば、それだけですが、自分が一度は気になった人であれば、他の部分を見るだけの心の余裕はあってもいいと思いますし、そうした失望を乗り越える価値があるほどの大恋愛が待ち受けている可能性だってあるかもしれませんから・・。
~まとめ~
「気になる人ができたら・・行動を起こす前に確認したいこと3つ」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。読者の方にとって、少しでも参考になるところがあれば、幸いです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!