恋愛の駆け引きに使えるテクニックとその心理4つ

恋愛の駆け引きに使えるテクニックとその心理4つ

恋愛の駆け引きと聞くと、なんだかゲーム感覚のような感じがして、めんどうくさい・・・と感じられる人も中にはいるかもしれませんが、実際には、恋愛が上手い人は、テクニックを駆使しているということを相手にほとんど感じさせません。

あからさまな駆け引きを仕掛けて、相手に面倒くさいと感じさせてしまうのは、そもそも恋愛の駆け引きのテクニックとして失敗の可能性が高いでしょう。

つまり、駆け引きのテクニックはテクニックとして使うのではなく、自分のコミュニケーションの一部として、違和感がない自然な形で取り込んでいくことが大事になると思います!

それでは、見ていきましょう。

1.マメな人はやっぱり、モテる?!

「恋愛の駆け引きのテクニックって、なんだそんなこと?」と思われるかもしれませんが、心理学的にも一般的にも、接触頻度が高いほど好意を持たれやすいというのはよく知られた話で、地味で続けることが大変が故に、最初はそれほどでも、後になってその効果はじわじわと効いてきます。

しかし、連絡をマメにするとは言え「連絡を多く取りさえすればいい」というわけでは決してありません。

むしろ、毒にも薬にもならない、つまらないことを毎日、メールやLINEで送られてきたらどうでしょうか?

好感を持たれるどころか、嫌われてしまう可能性があるっていうぐらい、逆効果ですよね。

「じゃあ、どうすればいいの?毎日、面白いことなんてお笑い芸人じゃないし、言えないよ・・。」

もっともだと思います。でも、恋愛の駆け引きが上手な連絡の取り方は、誰にでも簡単にできることです。

それもとても当たり前のように知られているもので、ズバリ「挨拶」で、「おはよう」と「おやすみ」の2つを押さえておけば、それで十分です。

そして、「おはよう」や「おやすみ」に、例えば、相手の予定がわかっていたりすれば、

「おはよう・・今日は〇〇の予定って言ってたよね。がんばってね!」

「おやすみ~今日は〇〇があるって言ってたよね。どうだったかな?また、気が向いたら、話聞かせてね!」

といった風に、また何もない日は

「おはよう・・今日も暑さがすごいみたいね~水分はしっかりとってね!」

「おやすみ~もう、お仕事は終わったかな?カラダは大事にね!」

といった感じで相手のことを気遣う感じの連絡でもいいでしょう。

マメな連絡には、いくつか重要なポイントがあります。

〇できるだけ、連絡をすることを続けるために、毎朝、毎晩、長文を考えるのはやめましょう。それを読む相手への負担も大きくなってしまいます。できるだけ簡潔に。

〇優先するのは朝の挨拶。人は一日に色々ある中でも、朝一番の印象は残りやすいと言われています(初頭効果)

〇人は習慣の生き物です。相手が「あれ、今日は連絡がない?何かあったのかな?」と感じるぐらいまで、続けましょう。

この3つを意識していれば、挨拶の連絡をマメにしているだけで、後でじわじわと効果が出てきます。

編集部の周囲でも、ある男性に片思いをしている女性がこの挨拶をLINEで続けた数ヶ月後に、見事に付き合っていたり、すれ違い気味だったカップルが、毎朝の挨拶メールがきっかけで数ヶ月後にはすっかり仲良くなったりした例がありました。

効果が出るまでには時間がかかりますが、コミュニケーションの一つとして考えてみる価値は十分あると思います。

2.正論よりも共感!

自分が思っていることを相手に率直に伝え、そして相手も自分が思っていることを率直に言ってくれることができるのが、相手と深い関係を築くことになる恋愛のステキなところでもあります。

しかし、一方でそうした恋愛では、正論や放言が相手を傷つけてしまうということも少なくありません。

何でも言い合える仲でありながら、恋愛は感情がとても優位に立っている関係なので、正論を振りかざすと、関係に上下関係ができあがってしまい、相手の感情を損ねてしまいやすくなります。

恋愛は、そういった意味では二人という閉ざされた関係で成り立っていますので、ときには傍からは、「あのカップル変わってるよね・・」というのが自然と成り立つ関係でもあるのが面白いところですが、そうした関係は「感情」で成り立っているからこそと言えます。

ということは、恋愛では、いくら正しいと分かっていても相手を説き伏せるような論調は控えるべきで、むしろ、相手との感情の調和を重視すべきで、それには、共感やミラーリングと言われる相手の言葉や行動を真似るという方が、恋愛関係をよくするには、よほど効果的であると考えられます。

3.吊り橋効果

デートスポットには色々なところがありますが、相手との距離を縮めたいときに、高いところや暗いところは吊り橋効果が期待できるという意味ではオススメです。

人は、錯覚を起こしやすい生き物であることは様々な研究で明らかになっているのですが、高さへの不安、暗さへの不安、動きへの不安という意味では、スカイツリーや東京タワー、お化け屋敷、遊園地のアトラクションなどは、デートスポットとしては最適です。

どういう仕組かといいますと、人は高さ、暗さ、動きへの不安を感じると、「相手へのドキドキ」という錯覚も同時に招きやすくなります。

つまり、恋愛感情は、置かれた環境とそこに一緒にいた人への感情にまで影響が出やすいということなります。

4.いい質問が行動を変える?!

いきなり、相手から「ねーお寿司と焼肉だったら、どっちが好き?」と聞かれたらどう答えるでしょうか?

通常は、お寿司か焼肉のどちらかを答えますよね。

そして、例えば、「焼肉かなと」回答したその後に、「じゃあ、来週、焼肉行こー!」と聞かれたら、どうでしょうか?

「じゃあ、行ってみようかな・・」って思えた人もいるのではないでしょうか。

実は、上の会話の流れには幾つかのテクニックが盛り込まれていますので、それを見ていきましょう。

〇2者択一で聞く・・質問を2者択一にすることで相手が選びやすくなる

〇回答した内容に一貫性を持たせたくなる・・焼肉と答えたら、焼肉好きであることを認めてしまい、誘われても断りにくくなる

〇連想させる・・最初の焼肉とお寿司をイメージして、ご飯に行くという誘いに乗りやすくなる

事例では、ご飯に行くという例でしたが、いい質問ができると、どんどんコミュニケーションが豊かになるので、興味があれば、是非、色々と試してみてください。

まとめ

「恋愛の駆け引きに使えるテクニックとその心理4つ」と題してお送りしてきましたが、いかがでしょうか。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!

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