もっと社交的になりたい!と心の中では思うものの・・なかなか、一歩が踏み出せないという方は決して少なくありません。筆者が受ける相談の中でも、「最近、出会いがなくて・・・」「人見知りで・・・」「あがり症で・・・」などなど、「もっと社交的だったら、きっと世界が変わるだろうなあ・・・」と溜息まじりに相談してくる人が、結構いたりします。
この記事を書いている筆者自身が、実は昔はコンプレックスの塊で引っ込み思案だったのですが、社会に出て、「これではダメだ!」と試行錯誤を重ねるうちに、いつしかプチ社交的と言えるぐらいにまでは・・・なることができました。
また、幸運なことに仕事やプライベートを通じて、「この人は社交的だなぁ」と呼べるような実業家などにも数多く出会いました。
そこで、今回は「社交的になる方法とは?」と題して、筆者がプチ社交的になるために実践して、効果があった方法を7つ厳選して紹介したいと思います。
1.スマイル
「笑う門には福来る」なんて言われたりしますが、社交的な人で笑顔が少ない人はまず、いません。
筆者はこれまでに、上場企業の社長、伝説の営業マン、キャスター、アーティストなど、社交的な人に数多くお会いする機会に恵まれましたが、彼らあるいは彼女らは、揃って笑顔がキラキラしています。
筆者がこれまでお会いした中で、最も社交的だと感じたある実業家に、その秘訣をこっそり教えてもらったことがあります。その人の持論は、「とにかく笑顔に尽きる。こっちが微笑みかけて、そして、相手も笑顔になってくれたら、そこからがスタート」というもので、スマイルなしで相手と心を通わせることなんて考えられないと語っていました。
最初はぎこちない、作り笑顔でも、小さな成功体験を積み重ねることで、自然な笑顔を自分のものにすることができると思います。それがきっと、社交的な人になるための第一歩となるでしょう。
2.相手に心から向き合うこと
人間は自分のこととなると、とても敏感な生き物です。
自分の目の前にいる人が、自分に対して興味があるのかないのか、自分のことをどうでもいい存在だと思っているのか、対話をしようと思っているのかなどについて、鋭く察知します。
一見、社交的に見える人の中には、自分のことばかり一方的に話す人がいたりしますが、そういう人は、いずれ、その本性がバレてしまいます。つまり、周囲の人は、その人に対して、共感や同意を得ることなく、心が離れてしまうというわけです。
筆者は一見社交的なタイプの人も数多く見てきましたが、周囲の評判はもとより、あまりにも”表面的”な付き合いに終始していることに空虚さを感じざるを得ませんでした。
本当の意味で社交的になるということは、相手と心から向き合い、そして相手への敬意、共感などがあってこそだと筆者は考えます。
3.打算的に考えない
社交的という言葉には、顔が広い、付き合いが多い=浅く広い人間関係?といったニュアンスを感じたりする人もいるかもしれません。筆者は、それも社交的であることの一つの側面だと思います。
しかし、それが行き過ぎると、表面的な付き合いばかりになり、やがては、損得勘定や利害を意識した打算的な関係だけになってしまうことがあります。分かりやすく言えば、”営業”先みたいになってしまうということです。
社交的であるためには、自分が打算的にならないことを心がけるのはもちろん、「打算的な相手」との関係は、”浅く広く”でもいいのではというのが筆者の個人的な見解です。
4.とにかく行動
コミュニケーションも問題なし、見た目も良し、その上、礼儀正しくマナーも心得ているといった何のハードルもなさそうな人で、社交的になれないという人のほとんどは、「行動」してないことが原因です。
人が変わることができる中でも、「行動を変えること」あるいは、「環境を変えること」は最も実践的です。
意識を変えることも大事だと思いますが、とにかく「行動」です。友人からの誘い、上司や同僚からの誘い、どこにでもきっかけはあると思います。まずは、第一歩を踏み出すことが重要です。
5.嫌われる勇気
社交的になりたい、だけど、人に拒絶されたり、嫌われたりすることが辛い・・という人がいます。
日本人は国民性として、完璧を求める民族性があると言われることがあります。「ここまでするのは、日本だけじゃないの?」と思いたくなる精巧な製品や繊細なおもてなしなど、それを裏付ける要素は数多く見つけることができます。
そうした完璧を求めるという考え方は、そうしたプラス面ともう一つマイナス面があります。マイナス面は、「みんなから好かれたい」願望です。つまり、嫌われたり、否定されたりすることが辛いというものです。
ただ、これについては、筆者は限界があると思います。なぜなら、「みんなから好かれているから」という理由で、人を嫌う人がいるからです。ある種の嫉妬からくるものかもしれませんが、そういう人がいる以上、誰からも好かれるというのは現実的には難しいです。
事実、筆者は社交的になろうと頑張っていく過程で、嫉妬に近い感覚で嫌われているかもしれない・・と感じたことは、一度や二度ではありません。
残念な話ですが、自分が主人公でないと気がすまないという人がいて、そうした人は、自分以外の誰かが注目を浴びたり、賞賛されたり、社交的になることについて、我慢ならないのです。
そうした人たちに嫌われる勇気を持つことも社交的になる上では、必要です。
6.清潔感と礼儀正しさ
「出会って30秒でその人が社交的な人かどうか判断できます」と語ったのは、筆者が過去にお世話になった”やり手”の転職エージェントです。
その方は女性だったのですが、ほぼ毎日、はじめて会う人と対話をしているだけあって、人となりを判断するのはそれなりに自信があるとのことだったので、彼女に「社交的な人に共通する特徴はありますか?」と尋ねたところ、「清潔感と礼儀正しさかな・・」という回答が返ってきました。
社交的な人は、人に不快感を与えるようなことを避けていることが明らかで、言葉使い、服装、身だしなみなど、どれをとっても、決して派手すぎず、地味すぎずといった感じで、相手へのマナーとして、清潔感と礼儀正しさを意識されているように感じられるとのことでした。
誰でも、清潔感や礼儀正しい人とお付き合いしたいですよね。
7.マネー
最後はお金です。社交的になるためには、正直なところ、お金がかかります。これは紛れもない事実だと思います。
社交的になるために、身の丈を超えるようなお金の使い方をするのは、賢明とは言えませんが、少しづつ時間をかけて、自分への投資だと考えて、お金を使っていくことはきっと将来役に立つと思います。
筆者自身の経験からも、社交的になるように努めたおかげで広がった人脈に、仕事でもプライベートでも救われたことが何度もあります。
よく”生きた”お金の使い方ということが言われたりしますが、社交的になるためにお金を使うことは”生きた”お金の使い道の一つだと思います。
【まとめ】
「社交的になる方法とは?~ココを変えたい態度・行動・言動7選~」と題して、記事をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
社交的になるためのきっかけ作りに・・、最近話題のマッチングアプリについて詳しく知りたいという方は「婚活・恋活系マッチングアプリのおすすめランキング」の記事もどうぞ。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!