”金の切れ目は縁の切れ目”と言われますが、世の男性には、とってもお金に細かいセコイ人もいれば、お金持ち?浪費家?と思わせるほど気前のいい男もいます。(もちろん、どちらでないフツーの男性もいますが・・・(^^;))
女性からしてみると、彼氏や結婚相手としてみたときに、男性の「金銭感覚」というのは、やはり気になるところではないでしょうか・・・。
そこで、今回は、国内外の企業を渡り歩き、何百人、何千人の心理をつぶさに見てきた”人ウォッチャー”の筆者が、「せこい男の男性心理」を徹底解説します。
では、早速いきましょう。
せこい男とは~節約家?それともケチなだけ?~
筆者がこれまで恋愛相談を受けた中から多かったお金に関する相談は大体、下のような感じです。
「うちの彼氏が1円単位で割り勘をしてくるケチな彼氏で・・・どう思います?」
「彼氏とのデートが3回に2回はおうちデートなんです・・・」
「私たちの記念日でも、彼氏との外食はファミレスなんです・・・」
「デートと言えば、公園とか、散歩とかばかりで・・・」
「疲れていたり、雨が降っていても、とにかく歩く・・・」
これだけでは、筆者はさすがに回答ができないので(笑)、色々とその相談してくれた女性に逆に質問するのですが、そのときに質問内容としてよく聞く、「男性のお金に関する意識」についてのポイントがあるので、それを下にまとめてみます。
〇育ってきた環境・・・貧しかったか、裕福だったか
筆者が知る限り、小さい頃、家が貧しかったという認識の強い男性は、かなりお金にシビアです。それは一種のトラウマかも知れませんが、小さな頃の強烈な貧乏体験が、”極力無駄な出費を抑えるということ”を当たり前にさせているのだと思います。
ただ、こういう男性は言い換えれば、経済観念がしっかりしていますので、蓄財できる人も多く、筆者が知っている人でも、出すべき時にはしっかりと出すという人が多い印象です。
例えば、お祝い事やお見舞いなど友人や親せきの節目には、意外にも金額を”はずんだり”するというイメージがあります。
それも、見方を変えると理解できることで、小さな頃の貧乏なときに、救いの手を差し伸べてくれた親戚や友人に深い感謝の気持ちがあり、自分が大きくなった今、普段からお世話になっている人への感謝の気持ちを伝えようとしているからに他なりません。
こうした男性は2人にとっての記念日は大事にする一方、普段はお金にシビアかもしれません・・結婚相手としては、心強いパートナーになり得る可能性がありますね。
〇将来への考え方・・・心配性と楽観的
日本人は外国人に比べると、データ上でも”保険”が好きだということで知られていますが、その中でも男性は心配性な男性と将来に楽観的な男性に分かれます。
とにかく、「何とかなるよ!」と思っている男性は、将来に対して楽観的で、財布の紐がついつい緩みがちです・・・。これは、そのときは楽しいのですが、女性からしてみれば、不安がないわけでもないと思います。
収入ー支出=貯蓄(あるいは投資)
その不安の正体は、きっと、「そんなに楽観的にお金を使っていて、貯蓄は大丈夫?」ということでしょう。つまり、支出が多すぎて、赤字になってない?ということだと思います。ただ、それが将来の自分への投資である場合は、とても有意義なお金の使い方だと言えます。浪費している場合は、ただの無駄使いにすぎませんので、ご注意ください(^^;)
また、一方で、支出を抑えて、貯蓄や投資にひたすら回すという男性もいます。それは、将来への不安から、支出を抑えているのであり、より計画的な男性だと言えます。ただし、将来への不安を過剰に感じて、今を生きていないような人生も、筆者は考え物だと思います。
「お墓に入った後、お墓の中で一番のお金持ちになってもしょうがない」という、ある著名投資家の名言がありますが、将来を極端に不安に感じるあまり、”現在”を犠牲にしすぎるのも考え物かも知れません。
将来を楽観視していながら、自分への投資を行っている男性はあまり心配の必要はありませんが、浪費にすぎないような人はやめておいた方が無難です。
また、心配しすぎて、お金を使わなさすぎるのは、将来のために現在を犠牲にしているわけですから、それはそれで、人間味のあるお付き合いは難しいかもしれません・・・。
筆者は、個人的には現在をある程度、楽しみつつ、先への投資も行うことが重要であると考えています。
〇現在の収入の状況・・・高収入、低収入
どんな職業についている人でも、収入が高くなってくると、男性はついつい気が緩んでしまい、支出が増えてしまいがちですが、中には、そうでない人もいます。高収入でもお金を使わない人、お金は貯まりますが、ただの守銭奴になりかねません。
例えば、2,000万円を超える年収の人が、OLの彼女と毎回毎回、割り勘したりするのは、これは流石にケチと言わざるを得ませんね。
高い収入の人が支出を抑えてしまっては、景気にはプラスの影響が出てきませんので、筆者は高収入の人は、ある程度、支出を増やす義務があるとすら思っています。ノブレス・オブリージュですね(wikipedia参照)
一方、低収入の人が。手もとに入ってくるお金が少ないという現実を受け止め、支出を減らしているのは致し方のないことだと思います。一部の資産家を除きますと、どんな人でも、いいときもあれば、そうでないときもあります。収入が落ち込んだ時には、財布の紐を締める必要があります。
逆に低収入で、やたらと羽振りのいい人は気を付けた方がいいでしょう・・・。
〇相手への気持ち・・・本命かそうでないか
男性は、シンプルで分かりやすい生き物ですが、打算的な面もあります。
付き合っている彼女が、本命かどうかでお金を使い方を変える男性がいます。本命の女性には惜しみなくお金を使い、そうでない女性には、あまり使わないといった風に・・・。
逆に言えば、普段あまりお金を使わないようなタイプの男性が、あなたにお金をかけてくれたとすると、それは本命であることのサインかもしれません。
【まとめ】
「せこい男ってケチ?節約家?~お金と男の気持ち~」と題して、男性心理を中心に見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうござました!