どんな情熱的な恋愛もある程度の期間を過ぎると、一時の盛り上がりが落ち着いて、「安定期」に入ってきます。
安定期というと少し、ふわっとした感じですが、平たく言えば、二人の関係がより成熟した関係に入ってくるということになるかと思います。
しかし、カップルによっては恋愛が安定期ではなく、倦怠期に入ってしまうという場合もあります・・。
倦怠期とは、お互いのことが飽きたり、嫌になってしまったり、関心が薄れてしまう時期を指しています。
今回はそんな安定期と倦怠期の違いを探りながら、倦怠期を乗り越える方法について説明したいと思います。
では、早速見ていきましょう。
飽き・マンネリはやがて訪れる
たとえば、芸能人でも一時期に”売れて”、毎日のようにテレビに出演していたのが、ある時期を過ぎるとスーッと見なくなる「一発屋」と呼ばれる人と、急に露出が増える時期があったとしても、安定してテレビに出演し続ける人がいます。
恋愛における安定期と倦怠期の関係もこれに近いというのでは・・というのが、筆者自身の恋愛観でもあり、周囲の恋愛を見ていて感じるところです。
どんな人でも、それまで自分が生きてきた”ストーリー”を持っていて、言い換えれば、「自分だけの話のネタ」を持っているはずです。
そして、恋愛の付き合いはじめは、そうしたオリジナルのネタが新鮮で相手の関心や興味を引くのに十分な話題となるでしょう。
しかし、そうしたネタを話し尽くした後から、その人の人間としての幅や魅力が試されるときです。
つまり、飽き・マンネリはやがて訪れるもので、そこから、安定期に向かうのか?倦怠期に向かうのか?は、それぞれの自分だけのストーリーを話し終えた後の本人たちの頑張り次第ということになります。
「そんな風に言われても・・じゃぁ、どうすればいいの?」という疑問があると思います。
それに対しては、自分の幅や魅力を広げるために、趣味やスポーツ、仕事などを通じて「経験」を重ねていく他ありません。
先ほど「自分だけの話のネタ」について説明しましたが、そうした自分だけのネタやストーリーを新たに作り出すためには経験が欠かせませんし、そのためには「挑戦」と「実行」あるのみです。
挑戦と実行というと、大げさですが、趣味やスポーツは手軽に始められるものもたくさんあると思いますので、まずは興味があるものからはじめてみましょう(^^;)
共通の関心ごとのポイントは「育てる」
先ほど、飽き・マンネリはやがて訪れるので、打開策として自分の幅や魅力を広げましょうという話をしましたが、恋愛を安定期から倦怠期に変えないために、大切なポイントとして、二人だけの共通の関心事を作るというのがあります。
倦怠期は、相手への関心が薄れてしまうという側面があるので、二人で関心を持てる「何か」を持つというのはとても意味がありますし、その中でも筆者が実際に倦怠期を乗り越えるのに役立ったものとして、「育てられるもの」といキーワードがあります。
筆者はあるとき、お互いの仕事のすれ違いなどで倦怠期に入り、同棲はしていたものの・・・ほとんど会話を交わすことがないという時期が続きました。
お互いでその関係を改善しようとして、スポーツや映画や読書などに取り組んでみましたが、思ったような関係回復には至りませんでした・・。
スポーツや映画などを共通の関心事にするのも、それはそれで素晴らしいのですが、受け身といいますか「作業」が伴うものではなかったので、二人がそこにいるだけという感じでした。
その点、「何かを育てる」というのは、共同で作業を行い、その変化を共有できるという意味で、明らかに会話が増えました。
育てるものとしておすすめは、ペット、植物(ガーデニング)、ゲームなどです。
筆者の場合はまず、猫を飼ってみたのですが、猫そのものがもちろんかわいいのはありますが(^^;)、育っていくのを二人で見るのはとても楽しいものでしたし、また、観葉植物を購入して、二人で水を上げたり、その変化を見て会話することが増えたりしました。
ゲームについては、それほど色んなゲームをしたわけではありませんが、二人で育成ゲームをしたのは倦怠期脱出には意味があったと思います。ただし、ハマりすぎるのには注意ですが(笑)
恋愛の安定期を倦怠期に変えないために、手間はかかりますが、二人で「何かを育ててみる」というのは、きっと価値がある方法の一つだと思います。
時間と記念日
どんな恋愛も3年もすれば、脳科学的には恋の脳内物質と言われるドーパミンの分泌が止まり、そこから恋愛は「情」へ移行すると言われています。
それ以外にも真偽は別として、3ヶ月や6ヶ月、9ヶ月など3の倍数は別れやすいなど、色んな恋愛にまつわる都市伝説みたいのは読者の方も一度は耳にしたことがあるかもしれません。
時間の区切りをどこにおくかはカップルによって変わってくると思いますが、恋愛の安定期を倦怠期に変えないためには、記念日などを設けて、二人だけのイベントや目標に向けて準備するというのは、とても価値があります。
付き合って1年記念として旅行に行く目標を立てて二人で準備したり、付き合って2年目にイベントに参加するために二人でそれに向けて勉強したり、といった感じですね。
そうすることで、何より二人だけの思い出とストーリーを作ることができるというワクワクした気持ちが芽生えてきて、とてもハッピーな気持ちを保つことができます。
時間と記念日を大切にするというのも、恋愛の安定期を倦怠期に変えない貴重な方法の一つになると思います。
まとめ
「恋愛の安定期と倦怠期の違いとは?~倦怠期を乗り越える方法3つ~」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。