人付き合いが面倒くさい・・・を克服する3つのコツ

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営業、人事、マーケティングと国内外の企業を渡り歩き、何百人、何千人の心理をつぶさに見てきた”人ウォッチャー”の筆者が”人付き合いに潜む人の心理”を徹底解説!

情報技術が発達するとともに、コミュニケーションを取る手段も、従来の電話に加えて、メール、チャット、webアプリ、モバイルアプリ、SNS・・・など挙げればキリがないほど、豊富になってきました。

選択肢が豊富になれば便利になるかと言いますと、心理学的には決してそんなことはなく、実は人は選択肢が豊富すぎると、面倒くさくなって選択肢を考えることを”放棄”してしまう可能性もある・・・ということが、研究結果でも明らかになっています。(Sheena Iyengar and Mark Lepper ”More Isn’t Always Better”)

つまり、矛盾したような話ですが、コミュニケーション・ツールが豊富になればなるほど、人は便利になるどころか、逆に”面倒くさい”と感じてしまう人も増えている可能性があるということです。

むしろ、人としては極めて、”自然の反応”と言えるかもしれません。

そうしたコミュニケーション・ツールの革新とともに、さらに日本社会では社会に出ると、上司とのお付き合い、取引先とのお付き合い、同僚や部下とのお付き合い・・・などがあり、人付き合いに”疲れ果てて”しまうことがあるのは、筆者自身が身を持って感じています。

そんな筆者が人付き合いを面倒くさいと感じることを克服するにあたって、実際に効果を上げた方法を3つ紹介します!

では、順番に見ていきましょう。

〇休息という名の電源OFF

中世のイギリスの思想家であるHavelok the Daneは「休息は成功の仲間である」と述べましたが、人付き合いにこそ、休息は非常に大切な役割を果たしていると筆者は考えています。

筆者が敢えて取り組んでいるのは、電気機器やウェブサービスの”OFF”です。

gmail,LINE,facbook,twitterなどの便利なコミュニケーション・ツールは本当に便利なツールですが、便利が故に離れられなくなってしまいがちです・・・。

しかし、そんな便利なツールの数々もスマートフォンやPCの電源をOFFにしてしまえば、意図的に離れて、忘れてしまうことができます!

つまり、意図的に離れた時間を取ることで、まずデジタルな人付き合いの電源をOFFにします。

筆者は具体的には深夜12時~朝7時30分頃までの時間帯は特別な理由がない限りは、電子機器の電源を意図的にオフにします。

そうした休息の時間を設けることで、オフの時間を設定する前に比べて、”オン”の時間に集中できるようになりました。

また、デジタルな人付き合いに対して、日常的に解放される時間を設けたことで、以前ほど”面倒くさい”という感覚が和らぎ、精神的にグッと楽になりました。

〇沈黙は金じゃないときもある・・・相槌は”楽”

人付き合いで大変なことと言えば、気を遣う相手と当たり障りのない表面的な会話を数時間もしなくてはならない・・・といったケースや、上下関係を不自然なほど会話に滲ませてくるような相手と同じ時間を過ごさなくてはならない・・・といったケースではないでしょうか・・・。

筆者は全然デキた人間ではないので、そういう場面になると、ネガティブな感情が胸にモヤモヤと・・・。

筆者が社会に出たての20代の頃はそんな場に出くわすと、なんとかその場をやり過ごすことばかりを考えて、下手に喋って気まずくなるのは嫌ということで、「沈黙は金」を信じて(笑)、ひたすらだんまりを決め込んでいました。

しかし、自分ばかりが羊のように沈黙していると、回を重ねるごとに周りは仲良くなっていくし、何だか孤立感ばかりが募っていって、辛くなるばかり・・・全然、「沈黙が金じゃない」というケースがあることに気付きました・・・。

これではまずいということで、筆者は沈黙を止めることにしました。しかし、気の合わない上司や、共通の話題もない同僚と無理に会話をしても、空回りばかり・・・。

そこで、辿り着いたのが、”相づち”でした。

相槌については、別に記事(うなずき方、相槌~人に好かれる話し方~)も用意していますので、そちらの記事も参考にしていただきたいのですが、相づちは、ある程度、その方法を会得すると、人付き合いを円滑にするために、これほど便利なものはありませんでした。

筆者にとって、沈黙は金ではなかったのですが、相づちは筆者にとっては苦手な時間をポジティブに過ごせる神ツールと言っても過言ではなく、人付き合いを面倒くさいものから、見事に”楽”なものに変えてくれました。

〇現実と自分を受け入れる

冒頭で触れましたが、人間は選択肢が豊富だからと言って、便利になるわけではありません。そして、”面倒くさい”と感じるのは、むしろ自然だとすら言えます。

だからこそ、人付き合いが面倒くさくなっている現実と自分を受け入れるということが人間として自然であり、大切であると筆者は思っています。

そんな風に考えると、人付き合いに対して面倒くさいと感じてしまう自己嫌悪感から、ふっと解放されたりします。

どこか、諦めに似た感じですが、現実と自分を素直に受け入れることでかえって、気が楽になり、人付き合いへの面倒くささが軽くなったりします。

【まとめ】

コミュニケーション・ツールが豊富な今の時代だからこそ、実は人付き合いはますます”面倒くさい”ものになりつつあることがお分かり頂けたかと思います。

ちょっとした工夫や気持ちの持ち方で楽になったり、克服できたりすることがあります。

人付き合いが面倒くさいのを克服するためのきっかけ作りに・・、最近話題のマッチングアプリについて詳しく知りたいという方は「婚活・恋活系マッチングアプリのおすすめランキング」の記事もどうぞ。

今回の記事が参考になれば、幸いです!

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