恋活や婚活をしていて、好みじゃない男性からのアプローチを受けたり、また、同じ職場の気のない男性からデートや食事の誘いを受けたりということもありますよね。
そんなときでも、できれば友人や同僚として、その後の関係をギクシャクすることなく続けられるように、男性からのアプローチを上手く断りたいというときもあるのではないでしょうか。
そこで、今回は気のない男性からのアプローチの上手い断り方について、男性側の心理も考えながら、説明してみたいと思います。
では、さっそく見ていきましょう。
0.男性も嫌われたくないし、とってもナイーブ
効果的な断り方の説明に入る前に、アプローチする側の男性心理について、少し触れておきたいと思います。
どんな男性でも、気になる女性がいたとしても、その後のことを考えて、アプローチすることに躊躇した・・という人は実は少なくありません。
一部の超積極的な男性を除けば、大体の男性は小心者なので、好きな人を誘って、断られて、その結果、嫌われたりするぐらいなら、誘わずに友達や同僚のままでいいんじゃないのかな・・って自問自答を繰り返したりしています。
そんな男性の気持ちを前提にした上で、どんな断り方が考えられるでしょうか?
まず、どんなにタイプじゃなかったとしても、好意を寄せてくれたことに対して、嫌悪感を出すのは賢明な断り方とは言えません。
とは言え、希望を持たせるような断り方ですと、男性がまた誘って来たりするかもしれませんので、タイプじゃないということを、しっかりと伝わるようにした方が男性としても、逆にスッキリしたいりします。
では、上手な断り方のポイントを見ていきましょう
1.明るく笑顔で、やんわりと
男性が勇気を出して誘って、それを神妙な表情で、「え・・・無理です・・」なんて回答をされると、男性はドーンと落ち込んでしまいますが、明るく笑顔で、やんわりと断られると、そのショックも和らぎます。
「誘ってもらってありがとうございます!でも実は、まだ前の彼氏のことが忘れられなくて・・」
「とっても嬉しいです!ただ、今、仕事もプライベートも色々と立て込んでまして・・当分、時間が作れそうにありません・・」
「とっても光栄です!でも、実は今、気になる人がいまして・・」
認知心理学では、笑顔としかめ面がそれぞれ人間の心理にどんな影響を与えるかということが様々な実験で検証されておりまして、笑顔はその人のことを好意的に見てしまう最も大きな要素の一つで、ましてや好きな人の笑顔が男性にとって、好意的なものに映らない理由を探すほうが難しいかもしれません。
つまり、明るい笑顔でやんわりと、タイプじゃないということを伝えれば、好意的にその事実を男性が受け止めてくれる可能性が高いということになります。
2.意中の人がいることを伝える
上手な断り方として、よく用いられるのが、別に好きな人がいるだったり、他に気になる人がいるというものがあります。
男性からしてみると、この言葉は、やはり現実的にあきらめざるを得ないと感じます。
そして、アプローチをした女性が自分のことを嫌いなわけではないという点で、ある意味では、”安心”もできますので、積極的に利用することをおすすめします。
「実は今、好きな人が別にいまして・・」
「まだ、元彼のことが忘れられなく・・」
「少し前から、気になる男性がいて・・」
アプローチをしてきた男性が諦めきれずに、「どんな人なの?」って聞いてくることもあるかもしれませんが、「私の好みの男性です」や「私のタイプの男性で・・」といった感じで伝えておけば大丈夫です。
「普通の人です・・」や「大した人じゃないんですけ・・」といったその場しのぎの中途半端な謙遜をしてしまうと、アプローチをしてきた男性が、「そんな男だったら、自分にもチャンスがあるんじゃないのかな」と勘違いしてしまっても困りますので、自分の好みであることやタイプの男性であることを伝えた方がいいでしょう。
3.仕事やプライベートが忙しい
仕事やプライベートが忙しいという理由で、男性に断りを入れるのも、よくあるパターンですね。
ここで注意しなくてはいけないのは、「一時的な忙しさだと少し時間が経てば、またアプローチしても大丈夫なのかな?」と男性に誤解させないように伝えなくてはいけないということです。
例えば、上の事例であげたように、
「とっても嬉しいのですが、今、仕事もプライベートも色々と立て込んでまして・・当分、時間が作れそうにありません・・」
といった風に、「当分、時間が作れそうにありません」ということをしっかりと伝える必要があります。
男性によっては、「当分というのはどれくらい?」って聞いてくる可能性もあります。
そうしたときは、「少なくとも向こう数週間から数ヶ月は難しそうです・・」と伝えておけば大丈夫でしょう。
仕事やプライベートの忙しさを理由にする場合は、男性からのアプローチをかわしていること、そして、それが当分続くから、あきらめてね!というサインを相手に伝えることを忘れないでおきましょう。
4.脈がないことを思い切って伝える
男性の中には、アプローチをして、ダメならダメと伝えてほしいという男性も存在します。
とは言いましても、メールやLINE、あるいは、面と向かって「無理です」の一言だと、さすがに今後の関係にも影響しそうです。
そこで、おすすめなのが、「二人にとって」という点を強調する方法です。
「誘ってもらえるのは、とっても嬉しいのですが、正直なところ、あまり気が進みません。私がこんな気持ちだと、お互いにとっても悪い気がして、ごめんなさい・・」
「誘って頂きまして、とても光栄なのですが、私の気持ちが前向きになれません・・二人にとっても、このままお会いしてもいい関係になれそうな気がしなくて・・」
などなど。
内容としては、かなりストレートですが、二人の関係に言及しているということで、男性は自分が嫌われてしまったのではないということ、そして、率直な回答をしてくれたことについて、気を悪くすることはないと思います。
むしろ、はっきりと伝えてくれることで、女性の人間性に対して、信頼感すら憶えるかもしれません。
5.今は断りたいけど、今後は・・
女性の中には、今は断りたいけど、素敵な人だから、今後のことも考えて、友達や同僚として関係は留めておきたいという人もいるかもしれません。
そういうときにおすすめの方法が、「自分から連絡します」といった点を盛り込む断り方です。
「誘ってくれてありがとうございます!とても嬉しいのですが、今は、都合がつかないので、また私のほうから連絡させてもらってもいいですか?」
「誘ってもらえて、とても光栄です。今は仕事もプライベートもバタバタしていますので、落ち着きましたら、私から連絡してもいいでしょうか?」
といった感じです。
この場合は、お断りというよりは、正確には、”保留”といった感じかもしれませんが、恋愛や出会いはタイミングと縁ですので、そうした関係を維持するというのも重要なコミュニケーションの一つだと筆者は考えます。
この断り方だと、男性はあきらめるということはないかもしれませんが、気を悪くするということはないと思います。
まとめ
「気のない男性からのアプローチの上手い断り方5選」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。