最初のころは会話のネタも尽きなかったものの、次第に会話のネタが減ってしまって・・最近は一緒にいても、あんまりしゃべらない時間が多いなんてことは誰にでも経験があるのではないでしょうか。
そこで、今回はそんな会話のネタがない!という人のために使える話題の作り方を説明していきたいと思います。
では、早速、見ていきましょう。
1.時間を軸に話題を組み立てる
どんなに暇な人であっても、先々には予定があったり、過去にはもう済んだ予定があったはずです。
例えば、来週から新しい仕事がはじまる、明日、彼氏へのプレゼントを買いにいく必要がある、来月には友達と会う約束がある、そして、先週は習い事に行った、先月は実家に帰ったなどなど。
そして、相手との会話のネタを作るときに、そうした時間を軸に話題を作ると、相手との会話は組み立てやすいものになります。
「夏休みはどこかに行く予定あるの?」
「そう言えば、先週行くと言っていた山登りはどうだった?」
「来月にある会社の行事、気が進まないって言ってたけど結局どうするの?」
こんな風に現在から、過去、未来といった時間を眺めてみると、会話のネタはいくらでも出てきますし、その後の会話も続きやすいです。
先ほどの会話であれば、
「夏休みはやっぱり海?それとも花火?」→「海だったら、海が見えるプールがいいなぁ、海行くとクラゲとかいるし」→「クラゲに刺されたことでもあるの?」
「山登り行ってきたよー高尾山に」→「天気よかったし、気持ち良かったんじゃない?」→「途中少し、雨が降ったけど、快適な山登りだったよ。人も多かったけどね」
「会社の行事、やっぱり参加することにしたよ」→「なんで?あんなに行きたくないって言ってのに・・」→「同じ部署の人が皆、参加するって言ってるし・・」
といった感じで割とポンポンと会話を進めることができます。
会話のネタがないときは、時間を軸に考えてみるというのは、便利な作り方の一つになります。
2.人のことを話題にする
共通で話題にすることができる他人の話題は、会話を作るのに手軽な方法の一つです。
芸能人、スポーツ選手、共通の友人、SNSやネットで話題の人など、双方がネタにできるという意味では、人間は話題にしやすい存在です。
「テニスの錦織選手はなんか、どんどんすごくなっていくよね!」
「この前のバーベキューに来てたアイツの彼女なんだけど、モデルの仕事してるんだって!」
「ちょっと聞いてよ、こないだ炎上してるって話題にしてたあのブロガーが、また炎上してるみたいでさー」
とこんな風に人を話題にすると、その後の話題も膨らみやすいというのは想像がつくと思います。
あんまりネガティブな話題で盛り上がりすぎると会話の雰囲気が悪くなってしまいますので、その点は気をつける必要がありますが、会話のネタがないときは、身近な人から有名人まで”人”を話題にしてみるというのは、会話を作る方法として有効な一つの方法です。
3.場所やエリアを話題にする
日常的な会話のネタとして作りやすいものに、場所やエリアを話題にするという方法があります。
雑誌やネット、テレビでは毎日のように人気の飲食店や遊べるスポット、デートスポット、話題のスポットを紹介していますので、そうした情報を参考にしてみるといいでしょう。
そうした話題を会話のネタとして、話題を作るというのはとても簡単です。
「この前、できた駅前のポップコーン専門店に行ってみたけど、すごい行列だったよ。食べたことある?」
「劇団が主催している”お化け屋敷”行ったことあります?めっちゃ怖いんですよ!怖いの大丈夫ですか?」
「最近、人気のあのエリアだけど、今度はイケアができるらしいよ。行ってみない?」
場所やエリアを軸にすることで、かなり会話のネタが作れることは容易に想像がつくのではないでしょうか。
場所やエリアを話題にするのは、簡単なので、おすすめです。
4.時事ネタは身近なものとセットで
毎日のように国内だけでなく、海外の時事ネタをテレビやネットなどで目にしたり、耳にすることがありますが、それらを話題にするときは、あまりに関係性が薄い話題になると、会話を続けるのは大変です。
例えば、中東の和平問題はかなり昔からある話題ですが、一般人では肌感覚では”遠さ”を感じてしまって、専門家ではない限り、その話題を続けにくいものです。
それが、例えば、来年度から税金が増える、今年から社会保険の料金が変更になる、次の選挙から投票所の場所が変わるといった話題であれば、話題の質がぐっと身近なものになり、会話が広がりをみせます。
時事ネタを会話のネタとして使う場合は、身近なものとセットで使うようにしましょう。
5.相手に深く考えさせるような話題を続けることはストレスになる
5つ目の方法は少し抽象的になってしまいますが、会話を続けるという意味で、大切なことになります。
認知心理学では、相手に論理的な答えを要求することは、相手の脳に負担をかけることがわかっておりまして、例えば、65×34=?といった質問をしても、よほどトーク力に自信がある人でもない限り、相手へ負担をかけて終わりとなってしまって、楽しい会話が続きません。
では、気軽に、会話を続けるためには何が重要でしょうか?
それは、認知心理学では、直感的にイメージしやすく、言葉から連想しやすい話題になります。
これは実際に様々な実験でも検証されていまして、例えば、発音しやすい言葉、笑顔で話される文章、馴染みのあるフレーズ、簡潔なキーワードなど、相手が認知しやすいように展開されたコミュニケーションは相手の脳に居心地のよさを感じさせることが分かっています。
仮に複雑で難しい話題を続けるときでも、ひたすら論理的に考えることを続けるのではなく、会話の途中で直観的なイメージが湧きやすい話題を盛り込むことで、会話に居心地の良さを感じてもらう工夫を重ねることが、会話をうまく続けるコツになります。
まとめ
「会話が続かない!会話のネタがないときに使える話題の作り方5選」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!