「ごめんね・・・もうこれで会うのは最後にしたいの・・今までありがとね。でも、二人のためにも、こうした方がいいと思うの」
予想以上に苦戦した就職活動を終え、なんとか希望する企業に就職を決めた筆者が当時の彼女から”突然の別れ“を告げられたのは、社会人として働き出す直前のまだ肌寒い3月の頃でした。
大学時代に付き合いはじめ、約2年余りが経過した頃で、最近ささいな喧嘩や口論が増えたとは思っていたものの、突然の切り出しで驚いたのは、言うまでもありません。
その後、なんとか彼女をなだめようとするものの、彼女の決意は固く・・、結局そのまま別れることになり、筆者は予想外の形で“独身”として社会人生活を迎えることになってしまいました。
ただ、このときはまだ、筆者の恋路に「予想外の壁」が執拗に立ちはだかかるとは、これっぽっちも思ってもいませんでした。
そう、その予想外の壁こそ、今回のテーマである「出会いがない」ことです。
今回の話は、筆者がひとりの社会人としてどのように「出会いがない」ことに向き合い、どのようなことを考え、そして、最終的にどうやって「恋する橋」と名付けた橋を見つけ、その橋を渡ることができたのかという話になります。
社会人になると、出会いがないは予想以上に深刻だった
「社会人になると、出会いがないよ」
筆者が大学時代の彼女と別れた顛末を兄弟や友人に”かいつまんで”話すと、返ってきたのは「失恋への同情」、そして、そんな”アドバイス”でした。
それを聞いたばかりの頃、社会人経験のない”世間知らず”な筆者は、
「なんで皆そんなことネガティブなことばかり言うんだろう?そもそも出会いなんて、自分が積極的に動けばいくらでもあるはず!」
「いざとなったら、社内恋愛っていう手もあるし!(笑)」
と心の中では、「出会いがない」ことに対して、かなり楽観的に捉えていました。
しかし、実際に社会人として働き始めて数ヶ月ほどで、社会の洗礼とばかりに、その言葉の重みを嫌というほど痛感させられます。
筆者がどんな状況でその意味を知ることになったのかということをまとめてみましたので、参考までに、ご覧ください。
内容 | |
---|---|
1 | 仕事が忙しく、平日はとにかく仕事、仕事、仕事 |
2 | たまに早く帰れるときには、上司や同僚からの飲みの誘いで深夜まで付き合わされる・・ |
3 | 週末は平日の疲れが溜まってクタクタ・・寝てばかり・・ |
4 | 社内恋愛?(みんな忙しくて、とてもじゃないけど、そんな雰囲気ではない上に、良さそうな人にはだいたい、すでに恋人がいる・・) |
5 | GWや連休?(せいぜい大学時代や高校時代の友達と会って終わり) |
6 | 新しい異性との出会いがあっても、そのほとんどが仕事関係(色々考えると、下手なことはできない。というか、その余裕もない) |
7 | 仕事ばかりで、とにかく時間の流れが早すぎる!(おまけに給料が絶望的に安い!) |
こんな調子で、社会人1年目は仕事に忙殺され、彼女を作る・作らないどころか、出会いと呼べる出会いもほとんどなく、まるで”早送り”しているかのように、あっという間に1年が過ぎ去っていきました。
出会いがないことへの危機感と友人たちの幸せな姿
「社会人になると、出会いがないよ」という忠告に対して、楽観的な思いを抱いていた心をポッキリと折られた形になった社会人1年目でしたが、その程度の実感は、後から振り返れば、まだまだ現実を知らなさすぎる”アマチャン”と言っていいほどの甘すぎる認識でした。
実際、社会人経験が2年、3年、4年と経過するうちに、筆者の肩には年を追うごとに激務がのしかかり、また、出張や出向なども激増し、まさに「仕事一色」という環境に追いやられていったのです。
内容 | |
---|---|
1 | 休日出勤・サービス残業 |
2 | 社内行事の強制参加(歴史がソコソコ長かったことから、変な風習が残っていた) |
3 | 年々増え続ける業務量とノルマ(いつも人手不足・・) |
4 | 激務からくる慢性的な体調不良 |
5 | 不慣れな土地への度重なる出張などでストレス増 |
流石に社会人となり3年を経過した頃には、自分が勤めている会社が”ブラック”であることは分かっていましたが、”なまじっか”体育会系で育ったことが災いし、責任感という大義名分のもと、現実から目を背け続けていました。
しかし、そんな暗闇の中でもがく日々が続く中、ふと、筆者の心を揺さぶる”きっかけ”となるような出来事が起こりはじめます。
それが、仲のいい友人たちの恋愛や結婚です。
社会人1年目こそ、筆者と同様に仕事に慣れることに苦戦していた友人たちでしたが、2年目や3年目には仕事にも余裕ができてきたのか、恋人を見つけたり、中には、なんと結婚までする友人が出てきたのです。
「めちゃめちゃ幸せそうだな・・アイツ・・ぶっちゃけ羨ましすぎる!」
「アイツがもう結婚か・・待てよ・・自分もいつか、あんな風に誰かと結婚とかできる日がくるのだろうか?」
かつて、「出会いなんて行動力で何とかなる」と”うそぶいていた”筆者の楽観的な気持ちはもう跡形もなく消え去り、その代わりに不安と焦燥感が心に暗い影を落とすまでに筆者の心は”乾き”きっていました。
「明けても暮れても、仕事ばかり・・恋愛の仕方もすっかり忘れてしまった・・・。こんな生活を続けて、一体この先にどんな未来があるというんだろう?」
自暴自棄と危機感を募らせた筆者が意を決して取った行動は・・・
「転職」
でした。
社会人になる前には、まさか自分がこんなに早く転職することになるなんて思いもしませんでしたが、馬車馬のように約5年近く働き、会社には相応の貢献をしたと思いましたし、なによりも”現状を変えたい“という一心で転職に踏み切ったのです。
いざ、転職活動をはじめてみると、まだ20代後半というタイミングも幸いし、転職はトントン拍子に進み、そして、幸運にも以前の職場よりも、かなり時間に余裕がある環境に身を置くことができるようになったのです!(給料も少しだけアップ!)
出会いがないことへアクションを起こす・・だが、しかし・・・
無事、転職できた新しい職場はいわゆる”ホワイト企業”で、以前の職場に比べて、ぐっと時間的にも精神的にも余裕ができたことから、筆者はいよいよ数年ぶりの恋人を探すべく、早速、行動に出ます。
筆者が取った行動をまとめてみましたので、ご覧ください。
内容 | |
---|---|
1 | 友人にコンパを頼みまくる |
2 | アプリを利用したりしてオシャレを頑張る(笑) |
3 | 身体を鍛えるべく、ジムに通う |
4 | スポーツ系の社会人サークル的なものに入る |
5 | ツイッターやフェイスブック、インスタをはじめてみる |
転職後は、夕方18時から19時には会社を出ることができましたので、期待に胸を膨らませながら、上のようなアクションを次々と実践していきました。
で、結果はと言いますと・・・
「異性とは確かに出会いが増えた」
おぉーついに!やったよー!と言いたいところなのですが、ただ、それは“本当の意味での出会い”とは、ほど遠いものでした・・・。
どういうことか、説明していきたいと思います。
〇友人にコンパを頼みまくる
まず、コンパですが、異性に会うには会えます。
しかし、その後、デートにまで漕ぎ着けられるのは、確率的にはかなり低く、恋愛に進展するなんて、そう簡単にはいきません。(ただし、イケメンやモテ男は除く)
あと、回数をこなそうとすると、メンバー揃えるのに時間と手間がかかりすぎます・・。
〇オシャレやジムで自分磨き
オシャレやジムで体鍛えるといった自分磨きですが、これは出会いとは、全くと言っていいほど関係ありませんでした。
冷静に考えれば、オシャレしても、体を鍛えても、出会いが増えるはずはありませんよね・・。
〇SNS
友人に「出会えるよ!」と吹き込まれて始めたSNSですが、顔や写真などをDMでやりとりするまでに発展すれば、会うこともできますが、そこまでいくには、ハードルがかなり高いです。
あと、相手が信用できるかどうかが見極めにくく、やりとりして会ってみたら、「既婚者」だったということもありました・・。(人妻恐るべし・・)
じゃあ、思いきって公に”晒してみれば?”という意見もあるかもしれませんが、社会人だと会社バレとか、知り合いバレが怖すぎて、軽々しくそんなことできません・・・。
〇スポーツ系の社会人サークル
アクションを起こした中でも一番、数としては出会いがあった社会人サークルでしたが、あまり露骨に出会いにフォーカスしすぎると、サークル運営のメンバーから疎まれてしまうリスクがあります・・。
確かに、サークルという気軽に参加できる組織とは言え、そもそも出会いの場ではないんですよね・・・。
筆者は、それほど”ガムシャラ”というわけではありませんでしたが、出会いを目的としている人は、雰囲気でバレますし、居心地は決して良くありません。
社会人サークルに入るなら、本当に興味があるものでないと、出会いは難しいと思います。
表面的な出会いは作れる・・でも、そこから発展しないのは自分のせい?
転職をして、表面上の出会いも増えたにも関わらず、恋人にまで発展するような”本当の出会いがない”という筆者の身も蓋もない話をここまで読み進めてきた、辛抱強い読者の中には、こんな風に感じている読者もいるのではないでしょうか?
「色々と行動起こしてるのに、それで、彼女ができないって、何か問題あるんじゃないの?」
「服装が特別ダサいとか、性格がヤバいとか?」
「コミュニケーション能力に問題あるんじゃないの?」
何を隠そう、誰よりも、そう感じていたのが筆者だったのです。
ただ、筆者が起こしてきた行動の中で、全くいい雰囲気になりそうな気配がなかったかと言いますと、決してそんなこともありませんでした。
こちらから誘って、何度かデートをしたこともありましたし、中には”付き合って欲しい“というようなことを言われたこともありました。(残念ながら、タイプじゃなかったのです・・)
「自分には何かが足りない・・・」
筆者は、これまでの行動を今一度、洗いざらい振り返ってみました。
そして、同時に、社会人になってから失ってしまったものはないか?ということにも、思いを巡らせてみたのです。
思いつくまま、真っ白なA4の紙に自分の頭に浮かんだことを、ただただ書き出していきました。
希望、うぬぼれ、葛藤、疑心暗鬼、苦悩、自己嫌悪、いらだち、高揚感、自信、虚栄心、嫉妬、羨望・・
どんどん書き出していきます。
そして、それを続けていくうちに、ふと気づいたのです。
「もしかして、自分に足りないのはこれじゃないのか?」
本当の意味での”出会いがない”の正体は・・・「感情」にあった
鋭い読者の方は、もうお察しかもしれません。
そう、筆者が本当の意味で異性と出会うことができなかったのは、実は自分の中の「感情」に原因があったのです。
「どういうこと?」
という方のために、もう少し説明します。
筆者がこれまで様々なアクションを起こして出会ってきた女性とのやり取りや、社会人になって自分が失ったものを振り返ってみますと、そこには学生時代までは脈々と流れていた人との関わりの深い部分での感情表現が、かなり”薄く”なってしまっていることに気づいたのです。
内容 | |
---|---|
1 | 驚いたり、落ち込んだり、感情を外に出すのは社会人らしくない |
2 | どんな状況でも冷静を装うことがクール |
3 | どんな人にも好かれるには、自分の感情をコントロールする必要がある |
そんな風に、自分の感情をできる限り抑え込むことこそが、社会人には必要だと思い込んでしまっていたのです。
そして、感情表現に乏しい人のフラれ方は、お決まりのパターンでした。
「いい人そうなんだけど…(なんか違う気がする。心が動かない・・)」
冷静に考えてみると、これってすごく自然な流れなんです。
恋愛って、そもそもほとんどの人は”感情”でしますよね?
中には、相手の条件を見て、頭で選んでするという人もいるかもしれませんが、ドキドキして、生きてる!って実感できる恋愛は”感情”から始まると思うんです。
表面的な出会いしかない・・本当の意味での出会いがない・・というのは、自分の「感情」が相手に伝わっていない可能性が高く、そのせいで本来発展すべき恋も、恋愛にまで発展しなかったというのが筆者が辿り着いた結論でした。
例えば、政治家や芸能人、役者、スポーツ選手、アーティストなどを見ても、自分の”思うがまま”な発言をしている人には確かにアンチも沢山いますが、一方で熱狂的なファンもいたりします。
彼ら、彼女たちの発言は、ときに冷静さを欠いているように見えることもあったりしますが、その理屈抜きの”感情的”な発言が人間らしく、その人間らしさこそが、人の心を動かしていると思うのです。
そして、こと恋愛に関しては、もっと極端でも良くて、100人中たった一人でもいいから、心を動かすことができればいいのです。
もちろん、こちらも心を動かされる人でなくてはいけないのですが、そのためには、まずは自分の感情を出してみないことには、始まらないということに気づいたのです。
感情表現が乏しいのは、自分のせいじゃない!
筆者の恋路を妨げているのが「感情」だということが分かってから、筆者はいよいよ「恋する橋」を渡ることができるようになっていくのですが、その前に感情表現が乏しくなってしまうことが自分のせいじゃないと筆者が考える理由について触れておきたいと思います。
ご存知の方もいるかもしれませんが、世界にいる様々な民族の国民性を表現するのに、よく引き合いに出される話として「エスニック・ジョーク」というものがありまして、そういうものを見るにつけても、感情表現が乏しい人が日本に多いのは、国民性に原因があるのではないかと思うのです。
例えば、沈没しそうな豪華客船に乗っている人に海にどうやって飛び込ませるか?というエスニック・ジョークでは、
アメリカ人「今飛び込めばあなたは英雄ですよ」
ドイツ人「規則ですから飛び込んでください」
日本人「みなさん飛び込んでいますよ」
だったりします。
小さいころから「周りに合わせる」ことを何度も繰り返し聞かされ、社会人になっても「サービス残業(上司や同僚が残っているから)」や「空気を読む」「根回し」などで、他の人と合わせることばかりを強いられている環境の中では、多くの日本人が自分の感情を抑え込むことが当たり前になってしまっていても全く、不思議ではありません。
つまり、感情表現が乏しいのは、決して自分のせいじゃないという理由が、日本という国に深く根を下ろしている環境や社会に原因があるのでは・・・というのが、筆者の見解です。
あまり感情を表に出すのが得意ではないという人が、本当の”出会い”を探すという意味では
内容 | |
---|---|
1 | 周りに合わせるな! |
2 | 空気を読むな! |
3 | 人の目を気にしすぎるな! |
ぐらいでちょうどいいのかもしれません・・。
感情を相手に伝える方法とは?
「本当の意味での出会いに発展するには、仮に感情が重要だとして、じゃあ、感情を伝えるって、どうすればいいの?」
これは、そのテーマだけで、本1冊とか書けてしまうレベルのテーマなので詳細は割愛しますが、一つだけ大事なポイントを抑えておくとしますと、
「好き嫌いを明確に!」
になるかと思います。(たった一つですが、これをハッキリさせることは、かなり勇気が要ります)
ドイツの伝説的な数学者ゴットフリート・ライプニッツが1700年代に
「世の中のあらゆる事象は二者択一の選択肢にまで分解できる」
と理論づけたように、人間の感情の究極の2者択一は「好き」か「嫌い」かに行き着くと筆者は考えていまして、この「何が好きか、何が嫌いか」を明確にし続けることこそが、相手に感情を伝える基本中の基本になってくると思います。
「あの映画、大好きなんだよね!」
「あの本はすごい感動したけど、ドラマになってガッカリした!」
「今、話題のあのミュージシャン、いいよね~」
相手が嫌いだったりしたら、雰囲気悪くなる場合もありますし、これが趣味の話なら、まだ”軽い”ですが、仕事、人生、恋愛観、結婚観、家族などの話になると、話題性が重く、好き嫌いを明確にしていくことは、そう簡単ではないことがお分かり頂けるかと思います。
ただ、勇気を持って、”感情”を伝えていくことで、少し違う点もあるけどお互いの価値観に類似点が多くて惹かれ合ったり、その逆で自分にはないものを持っているという点で惹かれ合ったり、価値観が合わずにダメだったりなど、少なくとも何らかの結果が返ってくるはずです。
一方で、感情を出さずに表面的な言葉を並べていると、どこまでいっても「いい人止まり」か、仮に恋愛に発展しても、どこか「モヤモヤ」を抱えたまま進んでしまうことになりかねず、”本当の出会い”がなかなか巡ってきません。
社会人のための「恋する橋」を渡る方法とは?
“本当の出会い”に発展しない「いい人止まり」で終わらないために、”感情”を相手に伝えることが重要だということに気づいた筆者が次に考えたのは、「環境」です。
例えば、事前情報もほとんどなく、同時に複数人とやりとりする必要があり、再会することが極めて少なく、感情を相手に伝えて心を動かすことが、”環境的”に難しい「合コン」などは行くことをバッサリとやめました。
ではどんな環境であれば、感情を相手に伝えやすいでしょうか?
内容 | |
---|---|
1 | 1対1の状態を作りやすく、そして、再会できる可能性がある環境 |
2 | 感情を表に出すリスクを考えて、出会える”数”を増やせる環境 |
筆者が最終的に重要だと考えたのは、この2つのポイントで、この環境を満たすことがあるものを「恋する橋」と勝手に命名し、社会人が”本当の出会い”へと進みやすいものという仮説を立てました。
「なぜ、橋って名付けたの?」
泳いで渡らなければいけないところを無理して渡るより、橋があるところを渡る方が簡単で、快適だという意味もありますが、「橋」には、もう一つ英語で言うところの「meditation」というカップルの”仲介”という意味があったからです。
そして、それらの要素を満たすものを筆者なりに考えて実践してみて、環境として「これは良かった」と思うものと「ダメだったもの」をピックアップしてみます。
まずはダメだったものから、いきましょう。
×スポーツ観戦、音楽フェスやライブ
趣味性が高く、再会できる可能性も高いと踏んでチャレンジしたものの、きっかけを掴めませんでした・・・
野球、サッカー、バスケなどは人が多すぎますし、マイナースポーツは見に来てる人もマニアックすぎて・・。
音楽フェスやライブも、ナンパ(または逆ナン)とか得意な人以外は、なかなか環境的に難しいと思います。(音楽を楽しみに来てる人がほとんどなので)
×旅行、同窓会、OB会
これも同じように再会率や人数から言ってチャンスがあると思って、トライしてみましたが、目立った成果はなしでした。
旅行好きは再会のチャンスありかと踏んでいたものの、ほぼありません・・・一人で来てる人もいるにはいますが、”一人旅”を愉しんでる人ばかり・・。(ドラマみたいに偶然、良さげな人と席が隣に!とかまず有り得ません・・・)
同窓会、OB会は、懐かしいだけで終了・・・。
ただ同窓会やOB会がきっかけでカップルや結婚したという人も周りにはいるので、個人差があるかのもしれません。
では、続いて、環境として個人的に良かったと思うものを挙げていきたいと思います。
〇少人数の勉強会や体験学習、アクティビティなど
何かのビジネスの小さな研究会でもいいですし、読書会、囲碁、チェス、将棋、トークイベント、落語などはおすすめです。
またアウトドア派の方であれば、スカッシュ、登山、ロッククライミングなど少人数で構成されることが多いアクティビティもおすすめです。
内容的にも1対1で向き合うことが多く、自分の感情を伝えやすい環境に恵まれていて、さらに、小規模な組織が沢山あることや、内容的にも再会もしやすいという点でも魅力的です。
〇マッチングアプリ
街コンや婚活パーティは、それほど顔を出していませんでしたが、マッチングアプリは利用していました。
事前にどんな人なのかということを、文字やスタンプ、写真などを駆使しながら、感情豊かに伝えることができるというのも魅力的ですが、その最大のポイントは、何と言っても圧倒的な「数」です。
ここまで、本当の意味での出会いを見つけるためには、自分の「好き・嫌い」を明確にして感情をどんどん伝えていった方がいい、そして、100人中1人でもお互いがハマればいいということを説明してきましたが、このアプローチの最大の問題点は、100人の異性と出会うことが難しいという点です。
しかし、その最大のネックとなる「数」の問題を解決してくれるのが、このマッチングアプリなのです。
人気アプリになると、たった1日で数千人の新規登録、数百~数千組のカップル成立があるとのことで、その数はまさに圧倒的です。
怪しい出会い系とは違って、24時間365日体制で事前の本人確認を徹底していたり、料金体系が月額固定だったり、運営している会社が上場していたりというのが、人気の秘密となっています。
どんなマッチングアプリを筆者が使っていたのを、後ほどまとめておきますので、興味のある方は参考にして頂ければと思います。
本当の出会い・・そして、その後・・
長々と説明してきましたが、筆者がここまで説明してきて、実際のところ、筆者はどうなったのか?ということについて触れて終わりにしたいと思います。
感情を豊かに表現しつつ「恋する橋」に絞って出会いを探しはじめたところ、従来に比べると、あっさり「ダメ~」というケースも露骨に増えたのですが、一方で、これまでにはあまり見られなかったような「感触がいい!」と思える人との出会いも、わずかですが増えていきました。
「感触がいい人」とは、会話のリズムもいいですし、まるで、お互い昔から知り合いだったかのような相性の良さをひしひしと感じることができて、その結果、恋愛にまで発展しなかったものの、”友人”として今も関係が続いている人もいたりします。
そして、肝心の恋人ですが、結論から言えば、「この人!」と思える人に見事、出会うことができました。
なんだか、あっけない結論ですいません!(笑)
あと、筆者のことではないのですが、今回の方法を口頭で説明して、実践していたリアルの友人かがいまして、その友人も、長年、本当の意味での出会いがないと悩んでいたのですが、自分の感情を出すようにした結果、今の恋人に巡りあうことができたとのことでした。
しかも、その友人は最終的に「婚約」にまで至ったのです!
筆者自身、なんだか話として出来過ぎな気がしなくもありませんが(笑)、今回、ご紹介した「感情を出す」ということについては、流行り廃りもありませんし、どんな時代でも本当の出会いを引き寄せることができる”必勝法”だと、筆者は確信しています。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました!
参考サイトとアプリ
筆者が実際に使ってみて、このアプリはスゴイと唸ったマッチングアプリを紹介します。
pairs(ペアーズ)
日本のマッチングアプリの火付け役とも言えるほどの国内最大規模の会員数が何と言っても魅力。
pairs(ペアーズ) | |
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会員数 | 国内最大級(累計会員数400万人以上) |
使いやすさ | 初心者でも簡単に使える |
セキュリティ | 24時間365日監視 |
facebook連携 | 有り(友人には非通知) |
名前 | 匿名登録 |
年齢確認 | 有り |
写真登録 | 審査あり(不正防止のため) |
コミュニティ | 有り |
料金 | 月額固定 |
その他 | 毎日約2,000人が登録 |
実際にアプリを使ってみると、サクサク使えますし、年齢、居住地、身長、職業などからの検索はもちろん、結婚への意識といった項目まで、かなり細かく検索項目を設定できます。
さらにペアーズが最も優れていると感じるのは、はじめてアプリをインストールした人でも、迷うことなく使える、その「使いやすさ」です。
初心者でもとても簡単に使えることにこだわっていて、運営会社が使いやすさに徹底的に気を配っているのが分かります。
また、毎日、約2,000人近くの人が登録しているので、日々新しい人を見つけることができるのもpairs(ペアーズ)の特徴です。
なお、ペアーズを運営しているエウレカでは、自社アプリ「pairs」を通じて結婚したメンバーには、結婚祝い(5万円+上限20万円までの家電)に加えて5万円分のギフト券をプレゼントするという福利厚生を2016年の6月から社内スタッフ向けに導入したことも話題となっています。
【pairs】Facebookで恋活・婚活Omiai(オミアイ)
ネットマーケティング社が運営しているOmiai(オミアイ)は、アプリダウンロードランキングでも常にランクインする人気アプリ。
Omiai(オミアイ) | |
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会員数 | 累計190万人 |
使いやすさ | 初心者でも簡単に使える |
セキュリティ | 24時間365日監視 |
facebook連携 | 有り(友人には非通知) |
名前 | 匿名登録 |
年齢確認 | 有り |
写真登録 | 掲載率100% |
料金 | 月額固定 |
その他 | 真面目な出会いがモットー |
実際に使ってみた印象としては、Omiai(オミアイ)はサクラゼロ宣言を掲げるなど、「真面目な出会い」をモットーにマッチングアプリを運営している様子が伺えます。
男性会員も女性会員も若くて、社会的にイメージのいい職業に就いている人が幅広く登録している印象で、男性は年齢30歳前後、女性は年齢25~30歳前後の登録が多い印象です。
Omiai(オミアイ)は、アプリのデザインもシンプルで、使いやすく、真面目な出会いをモットーに作りこまれているのが、よく分かります。
タップル誕生(R18)
サイバーエージェントのグループ会社が開発を開発を手掛け、「タップ」して「カップル」が生まれるという意味が込められているマッチングアプリ「タップル誕生(R18)」
アプリのダウンロードランキングでも度々ランクインする人気アプリで、最近ではテレビ番組「マツコ会議」で取り上げられたことも話題になりました。
タップル誕生(R18) | |
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会員数 | 非公開 |
使いやすさ | 簡単に使える |
セキュリティ | 24時間365日監視 |
名前 | 非公開 |
年齢確認 | 有り |
料金 | 月額固定 |
カップル成立数 | 1年間で約300万カップル |
その他 | 毎日、約3,000人が登録 |
注目ポイントとしては、趣味でつながるマッチングアプリという点で、音楽好き、おしゃれ好き、映画、スポーツ観戦といったテーマから相手を探すことができます。
男性、女性ともにアプリへの登録と相手探しまでは無料になっていまして、 “女性は全ての機能が無料で使える”というのも人気を集めている理由です。(ちなみに、男性の料金については、カップル成立後のメール送信から有料となっています。)
ゼクシィ縁結び
あのゼクシィを擁するリクルートが運営する「ゼクシィ縁結び」
「デート調整代行機能」というマッチング機能で、二人の出会いをサポートしてくれるという、独自の機能が注目ですが、何といっても「ゼクシィ縁結び」のポイントは、ゼクシィというブランド力に尽きます。
ゼクシィ縁結び | |
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会員数 | 非公開 |
使いやすさ | 簡単に使える |
セキュリティ | 24時間365日監視 |
名前 | 匿名登録 |
年齢確認 | 有り |
料金 | 会員登録は無料 |
有料会員 | 1カ月プラン: 4,298円(税込)/月 |
その他 | 「お見合いコンシェルジュ」機能 |
会員数が多いという感じでは決してありませんが、ゼクシィのブランド力もあり、会員登録されている方は、かなり魅力的な男女が集まっている印象です。
ペアーズやOmiaiとは、また違ったタイプの人が在籍するマッチングサイトになっています。
with(ウィズ)
メンタリスト「DAIGO」氏が監修を手掛けるマッチングアプリのニューフェイス「with(ウィズ)」
サービスのリリースは2016年3月とまだそれほど経っていないものの、カラー診断や性格診断、心理テスト、好き嫌いマッチング、恋愛おみくじ、デートプラン・マッチングなど、他社にはない独自の機能が盛りだくさんで、とにかく“楽しめる”マッチングアプリとなっています。
with(ウィズ) | |
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会員数 | 非公開 |
使いやすさ | 初心者でも簡単に使える |
セキュリティ | 24時間365日監視 |
facebook連携 | 有り(友人には非通知) |
名前 | 匿名登録 |
年齢確認 | 有り |
写真登録 | 審査あり(不正防止のため) |
コミュニティ | 有り |
料金 | 無料プラン(開封・送信に制限アリ) 月額有料プラン(1,800円~/開封・送信無制限/) VIP専用プラン(2,800円~/開封・送信無制限/検索結果の上位表示など) |
その他 | 診断・心理分析機能などのオリジナル機能が豊富 |
運営元はマザーズに上場している株式会社イグニスで、登録している年齢層は大体25~40歳、男女比が6:4というデータが公表されていまして、やや“女性比率が高め”のアプリという特徴があります。
後発アプリということもあり、他の上位アプリに比べるとまだ会員数では劣るものの、そのコンテンツの楽しさと人気の急上昇ぶりは、試してみるだけの価値が十分あります。