恋愛には、心も体も幸せで満たされる素晴らしい恋愛もあれば、逆に心身ともに疲弊して、消耗してしまうような不幸な恋愛もあります。
そして、不幸な恋愛にも様々なパターンがありますが、今回は、意地悪な男性や女性との恋愛が不幸になる理由について説明してみたいと思います。
では、早速、見ていきましょう。
相手への思いやりがなくなる
意地悪な恋人と付き合うと、「まるで自分さえ良ければいいの?」という風に感じてしまうことが恋愛中に度々、起こります。
具体的には、
〇相手の心を傷つけるような発言を平気でする
〇待ち合わせの遅刻、約束のドタキャンなど心無い行動が当たり前
〇都合の悪いことは忘れたことにする
などといったことが挙げられます。
そして、ここで注意しなくてはいけないのは、そうした独善的な人とのやり取りは疲れるだけでなく、次第に独善的な感じ方や振る舞いが相手にまで影響を与えることがあるということです。
「自分さえよければいい」という独善的な発言や行動は次第に蝕むように恋人にも影響を与え、やがて、お互いが相手を思いやりを欠いたままでもいいという感覚になり、最終的には、思いやりの基準がどんどん下がっていってしまいます。
お互いが相手を思いやる気持ちがないと、幸せな恋愛ができるはずがないというのは、お分かり頂けるかと思います。
他人に対して攻撃的になる
意地悪な人によく見られる傾向の一つに、相手のことを言葉で攻撃するというものがあります。
そして、「やられたら、やり返せ」とばかりに恋人との間で、口論や喧嘩が絶えないということも少なくありません。
そんなことが日常化してくると、今度は、それが当たり前になってしまい、恋人以外の人に対しても、いつしか攻撃的になるということがあります。
実際に、普段は物静かで大人しい女性が、周囲の友人も眉をひそめるような意地悪な男性と付き合った結果、付き合っていくうちに段々と周囲の人へ攻撃的になっていくということがありました。(最終的には、その男性とは別れ、元の性格に戻りました)
意地悪な人と付き合ってしまったがために、他人に対して、攻撃的になってしまったり、普段から口論や喧嘩が絶えない恋愛は不幸と言わざるを得ません。
恋愛が辛くなり、精神的に安定しない
意地悪な人と付き合っている悪影響は、攻撃的になるばかりでは留まりません。
喧嘩をして恋愛が上手くいかない自分に対して、自己嫌悪を感じたり、自信喪失から暗い気持ちで落ち込んだり、ときには、恋愛も他のことも全部投げ出したくなるということもあったります。
また、一方で悪いときばかりではなく、意地悪な人と一時的に仲直りしたりすると、霧が晴れたように束の間の喜びを噛みしめたりするということもあるでしょう。
しかし、そうした感情の浮き沈みの激しい恋愛は、幸せを感じる以上に、打ちひしがれるような辛さを感じることが多く、精神的に安定しません。
精神的に不安定であることが日常生活にもたらす弊害は決して小さくないのは、読者の方もご存じの通りです。
ネガティブな雰囲気が人を寄せ付けなくなる
人間は社会で生活をしていく以上、会社や学校、地域、家族など様々な人たちとの関係性の中で生きていく必要がありますが、そうした人間関係をスムースに作り、維持していくには、ひとりの人間としての努力や姿勢は欠かせません。
円滑な人間関係を形成するのに必要なものと言えば、様々なものがありますが、中でも、「他人を受け入れる」ということは、最も基本的な姿勢です。
しかし、意地悪な人と恋愛をしていると、その基本的な「他人を受け入れる」とは真逆の「人を寄せ付けない」という雰囲気を人に与えてしまうから要注意です。
他人を寄せ付けない雰囲気を出している原因は、これまで説明してきた攻撃性かもしれませんし、相手への思いやりの欠如かもしれませんし、精神的な不安定さかもしれません。
いずれにしても、意地悪な人と恋愛をして、恋人以外との人間関係まで悪化するというのは、不幸としかいいようがありません。
まとめ
「なぜ意地悪な人との恋愛は不幸になるのか?」と題してお送りしてきましたが、いかがでしょうか。
意地悪な人との恋愛の負の面はありますが、だからと言って、別れるべきかどうかというのは、必ずしも筆者はそうは思いません。
意地悪であることのデメリットや弊害を理解した上で、お互いがその問題を認識して、二人で改善すれば、少なくとも、意地悪であった頃よりは、ずっと幸せな恋愛ができると思うからです。
意地悪だから恋を諦める・・・のではなく、そこから一歩、前に進むための参考にしていただけると編集部としてもうれしい限りです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。