それまで付き合ってきた女性とは全然違うタイプの女性と結婚する男性がいたり、周囲の反対を押し切った上で大恋愛をして、思いを実らせて結婚をした男性がいたり、男性にもそこに至るまでに様々なドラマがある結婚。
今回は、そんな男性の結婚観について、「男性が結婚を意識するきっかけ」と題して、お送りしたいと思います!
では、早速、見ていきましょう。
1.家庭のイメージが浮かびやすい
男性にとって、恋愛と結婚は別物という風に捉えている人は決して少なくありません。
キャリア志向の女性でお互いが刺激し合える彼女と恋愛ばかりしてきた人が、最終的には大和撫子的な女性を選ぶというのは、決して珍しいことではありません。
また、それまではとにかく見た目が一番と言わんばかりに、美人な女性ばかりと付き合ってきた男性が、最終的に、大人しそうな真面目な女性を選んで、結婚式で驚いた・・ということも少なくありません。
そうした男性に共通する結婚の決め手は何でしょうか?
それが「家庭のイメージが浮かびやすい」という点です。
人間は、きわめて連想力が豊かな生き物で、「この人と結婚したら、どんな生活が待ち受けているんだろう?」と男性も女性も考えるかと思いますが、男性はやはり女性にサポートを期待する人が決して少なくありません。
家事上手だったり、イクメンだったりと家庭では良き夫で、良き父親でいたいと思う男性は多いと思いますが、とは言え、日本の男性で自信を持って主体的に家事や育児をサポートできる!と明言できる男性はまだまだ少ないというのが現状ではないでしょうか。
ということは、翻って考えてみますと、男性が結婚を意識する女性に求めるのは、家庭円満を形にしてくれる女性であり、恋愛でのドキドキよりも結婚については、家庭のイメージを優先しやすいというのは、ごくごく自然なことだということは分かるのではないでしょうか。
2.長く一緒に居ても楽な女性
誰が言ったかはわかりませんが、「結婚は1番好きな人よりも2番目の人」という言葉について、的を射ていると思う男性も多いかもしれません。
なぜなら、1番好きな女性は、好きという感情が強いあまり、一緒にいてドキドキして・・落ち着いて一緒に居られない・・・と思う男性がいるからです。
女性が綺麗な人で、男性からのアプローチをよくかけられるほどモテる人だと尚更で、結婚をしても外に働きに出て、他の男性と恋に落ちて自分とは別れてしまうんじゃないかと、心配が尽きない男性もいたりします。
そう考えますと、男性にとって、結婚をする相手は、一緒の時間を長く過ごしても苦にならない、まるで親友や家族のような存在を結婚相手として選びやすく、そんな女性と結婚すれば、穏やかな家庭を築くことができると思うのは男性心理としては自然なことと言えます。
実際に、結婚後は長い時間を一緒に過ごすことが多くなると思いますので、こうした男性は、結婚後の生活を想像して現実的な選択をしているということになります。
3.心から惚れ込んでいる女性
現実的な結婚生活を考えて女性を選ぶ男性が多く存在する一方、「結婚するならあの女性以外考えられない!」といった、ある特定の女性に惚れ込んでいる男性もいます。
昔、付き合っていた女性が他の男性と結婚してもその女性のことが好きで忘れられず、その女性への思いを断ち切れずに独身を貫き、最終的にはその女性が離婚をするに至り、結婚をしたという男性がいます。
しかも、その男性が付き合っていたのは大学生の時で、結婚したのはその20年後である40歳近くになってからということだったので、筆者は、20年も結婚相手として恋い焦がれた彼の想いの強さに驚かされました。(彼女が離婚してなかったら、今でも独身だと思うと友人でもある彼は言っていました)
今は、その彼女との間に子供もできて、幸せに暮らしているので何よりですが、彼のように結婚相手として「心に決めた女性がいる」というタイプの男性もいます。
そういうタイプの男性は、他人が何と言おうが、どんな境遇であっても全く気にしません。
筆者の友人の男性で、離婚経験2回で、連れ子が2人、自分よりも10歳近く年上の女性と結婚した男性がいるのですが、男性の両親や親戚一同が猛反対をしたにも関わらず、それを押し切って結婚しました。
彼も「結婚するならこの人」ということを固く決め込んでいた男性の一人でした。
そうした男性が結婚を意識するきっかけは、その人自身の心の声を信じきっているような感覚なので、言語化するのは極めて難しいですが、世の男性にはそういう男性のタイプがいるというのもお分かりいただけるかと思います。
4.経済的な見通し
好きな彼女はいても、自分の仕事の内容や方向性に納得できないために、なかなか結婚に踏み切れないという男性がいます。
それは、男性が家庭を持つということはそれだけの生活力=経済力が必要になるということを理解しているからに他なりません。
最近は共働きの家庭も増えましたが、それでも、子供ができて家族で過ごすには、男性自身に、ある程度の経済力がないと結婚生活そのものを続けることが難しくなってしまいます。
逆に、男性の仕事が順調で、ある程度の見通し、例えば、この職種で頑張ってみるという方向性が見えてくれば、男性自身もいよいよ結婚に向けて踏み出すという前向きな気持ちになると思います。
男性が結婚を意識するきっかけとして、経済力は大事な要素の一つだと言えます。
5.自身の年齢と子供
男性が結婚を意識するきっかけとして、リアルな話ですが、自身の年齢と子供の存在は大いに影響があると言えます。
まず、年齢の方ですが、男性も芸能人などは別にしても40歳を超えてくると、どれだけモテてきた男性でも一つの峠を越えてきます。
つまり、以前ほどはモテなくなってしまいます。
それまでモテてきた男性がそうした現実を突きつけられて、どうなるかと言いますと、「いよいよ結婚をしないと、このまま独身かも・・」と意識が切り替わってきます。
今、40歳が一つの境目という話をしましたが、人によっては35歳ぐらいという男性もいます。
そして、子供についても同様で、仮に40歳のときにはじめての子供が生まれて、子供が大学を卒業する年齢が23歳・・、そのときには自分が63歳を迎えているという現実を考えますと(自分がどれだけの期間働くことになるかは分からないとしても、子供を大学まで育て上げることを考えますと)、そろそろギリギリだと言えます。
年齢と子供は、女性だけでなく、男性にとっても結婚を意識させるきっかけとして十分、影響があります。
まとめ
「男性が結婚を意識するきっかけとは?オトコの結婚観5選」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!