点と点がつながる!男性の好意と恋愛観

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分かりやすいようでいて、分かりにくい男性心理。

男性の気持ちを見抜くのは、見方によれば、とても簡単だったりすることもありますが、自分の気持ちが相手に伝わることを恥ずかしく感じたり、周りの目を気にする男性もいたりして、女性からは「本当はどう思ってるの・・・?」と、もどかしく感じたりすることも少なくありません。

そこで、国内外の企業を渡り歩き、人の心理の裏の裏をつぶさに見てきた”人ウォッチャー”の筆者が、今回は、男性の好意と恋愛観を徹底解説します!

では、早速本題に・・・と、説明に入る前に、突然ですが、「アンカリング」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

アンカリング?そんな言葉、聞いたことないけど・・・という人もいるかもしれません。実は、アンカリングという言葉、心理学では超有名な専門用語で、読者の方にとっても、非常に身近なところで使われていたりします。

年末年始のバーゲンなどで「セール品」と「セール対象外商品」をご覧になった方は多いと思います。あれは、実はアンカリングをビジネスに利用している最も分かりやすい例ですね。

セール除外品はセール品がいかに安いかを引き立てるのに役に立っていて、また、逆にセール除外品は、定価で販売される価値ある商品だと感じられます。

このように、セール品とセール除外品を「ひと括り」にしてしまうのが、アンカリングです。つまり、ここからここがセール品、ここからここがセール除外品という目の前の事実に引きずられてしまうということです。

前置きが長くなってしまいましたが、実はこの「アンカリング」、バーゲンだけでなく、恋愛でも日常でも、人間関係でも、人はどこかで常に”アンカリング”を引きずって生きています。

そして、各個人が持っている一見、独立しているように見える「アンカリング」をつないでいくと、その人の本当の気持ちや考え方が見えてくるというわけです。

では、早速見ていきましょう。

【メールの返信や送信について】

筆者も昔、そうでしたが、男性の中には、メールを書くということそのものが結構、苦手という人がいたりします。

その逆で、モテる男性に多いのが、マメにメールを返信してくれたり、送信してくれる男性です。しかし、モテる男性は、マメにメールすることそのものが、”習性”になっていたりしますので、それだけで好意を持っているかどうかは分かりません。また、モテる男は”駆け引き”も上手く、メールの送受信のタイミングなども心得ていたりします。

ただ、普段あまりメールをマメにしないような男性が、長文のメールや女性からのメールに素早く返信しているときは意味が違ってきます。それが意味するところは、その男性の好意の質が高いということになり得ます。

「自分が気になっている女性」からの連絡というアンカリングに対して、頑張ってリアクションをとろうとする・・・これこそ一般的な男性の分かりやすい好意の例ですね。

【誰のために恋愛をするのか】

自己愛、恋愛をしている自分が好き、自分本位、などなど言い方は色々とありますが、意外に男性に多くて、気をつけなくてはいけないのが、このタイプです。

このタイプが厄介なのは、一見、そう見えない点で、自己愛タイプの人は、自分が周囲から好意、畏怖、尊敬などを集めることに、とにかく執着して、目的である”自己満足”や”自己正当化”のために恋愛や人間関係を作っていきます。

例えば、何かを決めるときでも、相手のことを気遣って発言しているかのように見せて、実は「自分の意見が正しい」ということを証明したいだけだったり、彼女が他の男性を褒めたりすると、何故か否定的な材料を次々と持ち出してきたり(自己愛タイプは自分以外の誰かが賞賛されることを喜ばない)・・・。

自己愛タイプは一見、物腰が柔らかく、紳士的であることが多いですが、本当の意味で好意が相手に向けられることはほぼありません。好意が向けられているのは、あくまで時限、条件付きというものだったりします。

筆者の周囲にも何人かこういうタイプの人がいますが、残念ながら、恋愛もあまり長く続かず、結婚されていない方が多いように感じます・・・。

【彼女の体調が悪化したときの挙動】

男性の好意が最も顕著に表れるかもしれないのが、彼女の体調が悪化した時の挙動かもしれません。

日本人の男性の多くは、優しさを持ち合わせていると思いますが、彼女の体調が悪化した時に、ちゃんと心配してくれるかどうかというのは、逆の立場で考えても分かりやすいポイントだと思います。

筆者は意外だったのですが、”冷めている”カップルだと、「そっかぁ、気をつけて」とか、「うつされたくないから、病院行っといて!」、「何で体調悪化させてるの?」とか言われたりすることもあるそうです・・・。

さすがに、怒られるというのは、あまりにもヒドイ気がします・・。

困っている人に救いの手を差し伸べてあげることができるかどうかというのは、その人の恋愛観というより、人間性にも大きくかかわってくる大事なことなので、少なくとも自分が好意を持っている女性に対して、気遣いができるかどうかというのは、見るべきポイントの一つだと思います。

【日常に潜むマンネリと好意と感謝】

ドイツのある研究によれば、人は付き合いが長くなると、お互いの良いところが”当たり前”となり、悪いところばかり気になってしまう傾向にあるそうです。

筆者はこれも、ある意味では人が日常でアンカリングに引きずられているいい例だと思っています。

例えば、手料理が得意なことや、よく掃除してくれること、仕事ができることなど、付き合った当初は新鮮で、素敵だと感じていたお互いのポイントがいつしか”当たり前”となり、最近はなぜかケンカばかり・・・といったカップルも決して珍しくありません。

筆者はそれを日常に潜むマンネリと勝手に呼んでいるのですが、そうしたマンネリも「好意」と「感謝」の気持ちがあれば、それほど2人の関係もギクシャクしたりしません。

つまり、別の言い方をしますと、男性が本当い気になる女性や好意を持っている女性には、おのずと感謝の気持ちが芽生え、時間が経てば経つほど、お互いのことを深く知ることができ、よりよい関係になっていくというわけです。

【まとめ】

男性の好意と恋愛観と題して、大きく4つのポイントを取り上げて記事を書いてきましたが、いかがでしたでしょうか?

男性の心理や恋愛観について、知りたい!と思っていた読者の方にとって、少しでも参考になれば、幸いです。

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