同棲の初期費用を安く抑えるコツ9選

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これから同棲をはじめることになったときに必要になるものとして、転入届、郵便の転送届、印鑑登録など様々なものがありますが、今回はそんな中でも大切な同棲をはじめるための初期費用について迫ってみたいと思います!

では、早速、見ていきましょう。

1.家賃を交渉する

賃貸マンションなどの賃貸物件に入居するときの費用として、真っ先に思い浮かぶ家賃。

初期費用には、前家賃として、翌月分の家賃+当月の日割りの家賃がかかってきますが、初期費用を抑えるためにも、今後の毎月の支払いを安くするためにも、できるだけ家賃は安くしたいですよね

そんな家賃ですが、実は大家さんや管理会社と交渉ができるということはご存知でしょうか?

特に入居シーズン明けの5月や6月などで、空室があるマンションやアパートは、来春まで空室にしておくのであれば、多少、家賃を下げてでも借りてほしいという大家さんや管理会社は少なくありません。

家賃は決まっていて不変ということは全然なく、家賃交渉は意外にあっさりとOKが出ることがありますので、積極的に交渉してみることをおすすめします。

ちなみに、住みたいエリアの中から、相場より家賃が安いところを選ぶという方法もありますが、あまりおすすめできません。

なぜなら、エリアの相場より安い家賃には安いなりの理由がありますし、そういうところに住んでしまうと後で不便を感じて、結局また引っ越しをしなくてはいけない羽目になってしまう・・・ということもあるからです。

2.引っ越し費用を安く抑える

引っ越し費用を安くおさるテクニックは様々なものがあります。

〇引っ越しの時期

毎年、春先の2月~3月は入学や入社などの年度が変わるタイミングということで引っ越しも多くなります。そんなときは、どうしても引っ越し費用は高くなりがちです。もし、引っ越し費用を安くするのであれば、春先は避けるようにしましょう。

〇不要なものはどんどん売る

引っ越しの荷物が増えれば増えるほど、料金が高くなることはご存じの通りですが、不要なものを捨てると、今はお金がかかってしまう時代です。ところが、買い取り業者などに服や雑貨、楽器などを買い取りしてもらえれば、運ぶ荷物も減って、売却代金も引っ越し費用にあてることができて、お得です。(参考/ネットオフの宅配買取サービス)

〇引っ越しは一社だけで選ばない

引っ越しを1社だけにお願いすると、どうしても高くなってしまいますので、できれば複数の引っ越し業者から見積もりを取って比較しましょう。(参考/ズバット引越し比較)

3.礼金・敷金は物件次第

敷金は退去のときに戻ってくるお金ですが、礼金は入居に際して支払っておしまいというお金です。

それぞれ家賃の1ヶ月分というのが相場と思いますが、その費用を安くするためには家賃を安くする必要がありますので、そういった意味では、家賃の交渉は礼金や敷金を抑えるためにも重要になってきます。

礼金や敷金が極端に安い、あるいはゼロという物件がありますが、そうした物件は内容をよく確認する必要があります。

何か理由があって不人気なのか、あるいは、住んでみると不都合な事実が・・・というケースがあったりします。

そういった物件を調べるコツは昼間だけでなく、夜に物件を訪れてみたり、あるいは、週末と平日に物件を見比べてみるなどといったチェックをしてみることで、色々な発見があると思います。

4.仲介手数料

不動産会社の仲介手数料については、家賃の1~2ヶ月分というのが相場ですが、こちらは安ければ安い方がいいですよね。

賃貸物件のオーナーさんと不動産会社の契約形態や不動産会社のキャンペーンなどによっては、不動産会社に支払う手数料が異なることがありますので、お得な方を選ぶことで初期費用を安く抑えることができます。

5.火災保険

火災保険は、マンションやアパートであれば、恐らく一括で契約している保険会社があると思いますので、そちらで決まった金額を支払うことになるかと思います。

ただ、一戸建てで同棲を始める場合は、火災保険については、自分で安い会社を選ぶということも可能です。

一戸建ての場合、ゲリラ豪雨などによる水害対策としても、保険は重要になってきますので火災保険一括見積もり依頼サイトなどを利用して、初期費用やランニングコストを安く抑えることと、住む予定のエリアの環境を天秤にかけながら、慎重に考えたいところです。

6.共益費

マンションやアパートの場合は、ランニングコストとしてかかってくる費用である共益費。

期待薄ではありますが、実は家賃同様、交渉は可能です。

「家賃と共益費で〇〇円までなら、借りたいんですけど・・」

といった形で交渉してみることで、意外にも安くしてくれることがあったりします。

7.ネット利用料

最近の賃貸物件のほとんどは、物件ごとに光ファイバーなどに加入していて、あとはプロバイダー契約を済ませるだけということがありますが、固定ではなく、WIFIなどのモバイルインターネットを利用することで費用を安く済ませることができたりします。

モバイルインターネットの場合は、初期費用が無料で月々数千円というサービスもありますので、そうしたサービスを利用することで、情報通信費を安く抑えることができたりします。(参考/【Yahoo! WiFi】)

スマホで十分という人もいるかと思いますが、自宅でノートPCなどを使って、仕事したりすることがある人は、スマホだけだとちょっと厳しいですよね・・・。

8.電気とガスを上手く使い分ける

都市ガスとプロパンガスですと、都市ガスが有利なだけでなく、冬の暖房家電としてガスファンヒーターを使えば、毎月のガス料金が値引きされるなど、電気とガスは使い方によって、費用がかなり異なってきます。

オール電化であれば、選択肢はありませんが、ガスで電気が選べる環境であれば、ガス会社との契約のときに、月額で割引になるサービスがあることをサイトなどで確認してみることをおすすめします。

9.家財道具は入居後でも遅くない

入居する物件が決まると、すぐに家電探しや家具探しという人もいますが、よほど必要なものでない限り、急ぐ必要はありません。

むしろ、同棲をはじめるにあたって勢いで調理家電を買ってしまったが、しばらく経つと、使わなくなり、台所の奥で眠っているということが起こったりします。

調理家電に限らず、本当に必要かどうかを話し合った後、二人でゆっくりと決めることをおすすめします。

本当に必要なもの以外は買わないということは、同棲の初期費用を抑える重要なポイントの一つです。

まとめと同棲をはじめるためのチェックリスト

「同棲の初期費用を安く抑えるコツ9選」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

これから同棲をはじめようと思っている人の参考にしていただければ、幸いです。

最後におまけとして、同棲をはじめるために必要なものとして、引っ越し前と引っ越し後のチェックリストをご用意しました!こちらもあわせて参考にして頂ければと思います。

 引っ越し前引っ越し後
1引越し会社選び転入届
2引越しの見積もり依頼をする印鑑登録
3スケジュールの確認車庫証明申請
4現住居の退去申告自動車の登録変更
5新居の決定・下見運転免許の住所変更
6引越し会社選び荷解き、整理整頓
7不用品の処分検討引越し費用の精算
8固定電話の契約変更長期化したときの焦りや不安
9インターネットの契約手続き新居ご近所への挨拶
10荷造りのスタート転居はがきの作成
11粗大ゴミの処分銀行・クレジットカードの住所変更
12転出・転居届新居で必要な家具などの準備
13印鑑登録の廃止
14郵便物の転送届け
15電気・ガス・水道の手続き
16携帯電話の住所変更
17現住居の清掃・ゴミ処理

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