これから結婚を考えているという女性の読者の方の中には、

「最近、周りが結婚ラッシュで焦る・・」
「年齢を重ねてきて、なんか焦ってきてる・・」
「最近、恋愛も出会いもなくて、焦ってる・・」

という方もいらっしゃるかもしれません。

さて、今回のテーマは「結婚を焦る女性と止まらない晩婚化」です。

まずは、下記のグラフをご覧ください。

グラフは労働厚生省(平成22年度 「出生に関する統計」の概況)の中で公表されたデータを当サイト(シャレード)で見やすいように簡略化したもので、1952年から約60年弱の「初婚率」を抽出したデータになります。

ご覧の通り、20～29歳の初婚率は下がり続け、30～34歳の初婚率は上昇し続けています。グラフにはありませんが、その期間中の平均初婚年齢は「24.7歳」から「28.6歳」まで上昇しています。

そんな晩婚化が進む日本ですが、女性が結婚を焦る年齢や「結婚と焦り」について20～40代の女性3名のインタビューを交えながら、見ていきたいと思います。

今回の記事の作成にあたり、取材に協力してくれたのは以下の3名です。

Aさん・・現在26歳のOL。以前はギャル系のアパレルショップの販売員だったが、将来のことを考えて、現在の仕事に転職。SNSのアプリで知り合った彼と交際中。

Bさん・・現在、35歳の営業職。着々とキャリアを重ね役職もついた結果、社内の女性陣の中では、一目置かれる存在に。最近、3年付き合った彼氏と別れ傷心。

Cさん・・現在42歳。結婚13年目の主婦。友達の紹介で知り合って結婚。娘が2人。現在は在宅で仕事をしながら、ほぼ専業主婦。

結婚を焦る年齢について

「結婚を焦り出す年齢について？」という内容で質問をしてみました。

Aさん「私は今、結婚についてめちゃくちゃ焦っています！Bさんの前でこんなことを言うのは失礼かもしれないんですが、私の先輩で30歳で彼氏がいなくて、結婚どうしよー！って焦ってるのを見ると、私も早く結婚しなきゃ！って焦ってます。」

Bさん「お気遣いありがとう(笑)　でも、そんな風に考えるのは、間違ってないと思うよ。私の周りの友達はどこか晩婚は悪くないみたいな雰囲気みたいなのがあって、私も周りに感化されて、結婚はできればいいやって思ってて・・。でも、振り返ってみると、もう少し結婚に対して積極的に動いておけばよかったなぁって」

Cさん「女性の場合、出産のことを考えると、どうしても年齢で焦りが出てくるよね。子供を産まないという女性は別としてね。」

Aさん「Cさんは結婚したのはえーっと、29歳とのことですが、焦りはありましたか？」

Cさん「私の場合、たまたま周りが結婚が早かったのもあったんだけど、25歳ぐらいからずっと結婚したいと思ってて、表面にはなるべく出さないようにしてたけど、それが30歳が目前に迫ってきてたから、内心すっごく焦ってた(笑)」

Bさん「30歳って、女性にとってやっぱり節目の一つになりますよね・・」

Cさん「Bさんは、今は結婚について焦りはどうなの？最近、彼氏と別れたって聞いたけど・・」

Bさん「今、別れたところだからかもしれませんが、諦めの気持ちがかなり出てきます・・。これからまた出会って、恋愛して、それから縁があれば、結婚・・まで考えると、気が遠くなりますし、そんなトントン拍子に進むとも思えないし・・。私の場合、一番、結婚について焦りを感じたのは、去年の34歳頃だったかもしれません。」

Aさん「それは、年齢的にということですか？それとも？」

Bさん「年齢と出産のことかな。あと、家族からのプレッシャーもあったかな(笑)　祖母なんかには、電話越しにかなり露骨にとにかく早く結婚しなさいって言われてましたし・・。」

Cさん「家族からのプレッシャーって、結構効くよね・・。ただ、焦って結婚しても失敗っていうケースもあるしね・・」

結婚への焦りは失敗の元？結婚と妥協について

今度は、少し話題を変えて「結婚と妥協」について色々と語ってもらいました。

Cさん「私の周りでは、結婚ラッシュが2回あって、一回目は25歳のころ、そして、次が35歳のころで。35歳の結婚ラッシュは、実は再婚も結構あったのよね」

Aさん「そうなんですか！？」

Bさん「今、私の周りでもポツポツと離婚しはじめてるカップルが出てきます。Cさんとは少しタイミングがズレてるのかもしれないけど」

Cさん「離婚したカップル見てると、もちろん理由はそれぞれなんだけど、周りに流されて、焦って相手探して、妥協して結婚したものの・・・失敗っていうケースもあったかな」

Aさん「・・・妥協ってどういうことですか？すいません、色々突っ込んで聞いてしまって・・」

Cさん「いいのよ、気にしないで(笑)　この前、離婚した友達の場合だと、その子とは高校時代から友達でこれまでどんな彼氏と付き合ってきたのかというのも見てきたんだけど、結婚相手を見たときに、なんか違うって思ったのよね。その友達の好みじゃないっていうか。確かにいい会社に勤めてたし、収入も悪くなかったんだけど、見た目と性格はタイプじゃないんじゃないかなって・・結局離婚することになって、後で聞いてみたら、結婚するには、どこかで妥協しなきゃって気持ちがあった・・って」

Bさん「私は、妥協するぐらいなら、結婚なんてしなくていいって思ってますね。だって、妥協して結婚してもやっぱりハッピーになれないと思うんですよね。」

Cさん「妥協してはいけないところがあるのは、その通りだと思うわ」

Aさん「妥協してはいけないポイントが人それぞれってことですか？」

Cさん「そう。私の場合は、この人となら、支え合えるって思えるかどうか。一緒にいて人として尊敬できるかどうかというのは、妥協できないポイントだったかも」

Bさん「私は仕事が好きだから、私が仕事をすることに対して理解がある人というのは、妥協できないですね。Aさんは、ある？」

Aさん「私は誠実な人ですかね・・アパレル業界にいたときチャラい人が多くて、うんざりすることが多かったので、そんな人とは結婚したくないですね(笑)」

まとめ

最後に、3名の方に今回のテーマである「結婚と焦り」についてまとめてもらいました。

Aさん「結婚を焦ってしても失敗するというのは、とても参考になりました。焦りすぎずに、できれば今の彼氏と結婚したいと思います！今日はありがとうございました。」

Bさん「失恋したところですが、客観的に今の自分の状況を考えると結婚に焦りがないかと言うと、やっぱり心のどこかにあります。それはそれで受け止めて、だけど、妥協せずに、まずは出会いから探していきたいと思います。それが難しいんですけど(笑)　今日はありがとうございました。」

Cさん「焦っても焦らなくも、結局のところ、タイミングも含めて、結婚はご縁なのかなって思います。今日はありがとうございました。」

編集部から一言

「結婚を焦る女性と止まらない晩婚化のまとめ～結婚に焦りは禁物？～」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

読者の方の参考になれば、幸いです。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました！