彼氏への気持ちが強すぎて、いつの間にか彼氏へどっぷり依存してるかも・・って感じることありませんか?
彼氏への依存が強すぎると、知らず知らずのうちに彼氏への負担が大きくなって、最終的には振られることにもなりかねません・・。
そんな最悪の事態を招きたくない!という方のために、今回は彼氏への依存を治す方法を説明してみたいと思います。
では、早速、見ていきましょう。
1.好き=安定=快適からの脱出?
行動心理学という行動と人間の心理学を専門にした研究分野の中に、認知心理学という研究がありまして、その研究によれば、人間は快適さを感じるときに、気持ちが安定して、さらにそういった状態のときには”無防備”になりやすいということが分かっています。
もう少し説明しますと、彼氏のことが好きで、彼氏と一緒にいるときは心が安定して、快適さを感じるので、脳がハッピーだね♪と感じるのは、とても人間らしくて、自然なことというわけです。
しかも、その快適さは会うのを重ねる度に、何も考えることなく、ほぼ条件反射的に快適さを感じさせてくれるので、ますます”楽”になり、依存していきます。
付き合った当初は、「この人はどんな人だろう?」とか「何を普段考えているんだろう?」などと考えたりしますが、相手を知っていくたびに脳が考える作業を減らして、「彼氏と会うから、何も考えずに楽しめばいいよ♪」という条件反射にハマっていくという感じです。
ただ、彼氏への依存は楽で快適なのですが、一方で彼氏(あるいは両方にとって)、犠牲も伴います。
それは、時間だったり、長時間一緒にいることで自分が他にしたいことができないことへのストレスが溜まっていったりといったことですね。
では、そうした条件反射的な快適さから脱出する方法はあるのでしょうか?
必ずという方法ではありませんが、存在します。
先ほど、脳が「快適さ=楽」を憶えてしまって、考えるのをやめてしまったという話をしましたが、脳に強制的に考えさせるという逆のことをすればいいわけです。
方法はとても簡単で、例えば
「他に目を向ける」・・他の友達と過ごす時間を作る。何か趣味を始める。自分がやらなきゃいけないことリストを作る。
「違う価値観を手に入れる」・・本を読む、映画を見る、漫画を読む。
「目的を設定する」・・ダイエットをする。勉強する。筋トレをする。
上のように、どんなことでもいいので(上のうちの一つだけで十分です)、紙のメモやスマホなどに、自分が毎日、必ず目を触れるところに書きます。
そうすることで、彼氏といる=楽=考えなくて済んで快適♪といった場所から脱出して、今度は、何かを考える必要が出てくるというわけです。
大事なポイントは、毎日必ず見て、必ず考える、そして行動するということです。
行動するのが面倒なんだよね・・という人もいるかもしれませんが、心配しなくても大丈夫です。
「毎日必ず見て、必ず考えていると、そのうち行動につながる可能性が高まる」ということは、様々な実験でも検証されていますので、彼氏への依存を治すには、まずはトライしてみることから始めてみましょう。
2.時間が過ぎるのを待つ
恋をすると、脳からドーパミンという物質が放出されて、それが脳に幸福感を感じさせてくれるということは聞いたことがある人も多いと思います。
そのドーパミンですが、どんなに長く持っても、18ヶ月~36ヶ月というのがこれまでの研究で分かっています。
もちろん、それを過ぎても仲のいいカップルがいるという事実が証明しているように、それ以降はお互いの努力などで別の「オキシントン」などの脳内物質で関係は続いていきます。
しかし、情熱的でお互いが想いを熱く募らせるドーパミンほど強烈ではないので、言い換えれば、18ヶ月~36ヶ月を過ぎれば、依存も自然と治っていく可能性があるということです。
彼氏への依存を治すには、時間が過ぎるのを待つというのも一つの方法です。
3.会えば会うほど好きになる?!
認知心理学では、とても有名な効果ですが、単純接触効果というものがありまして、それは、読んで字の通り、人は知らないものよりも、自分が知っているものを好意的に見て、さらに、何度も何度も接触する度に、よりその好意が増していくというものです。
大企業がテレビCMを何度も何度も行うのは、そういう効果を生んで、消費者に企業のイメージを良く持ってもらうためということもあります。
それと同様なことが言えるのが、恋人であり彼氏ですね。
そう考えますと、彼氏に会うたびに、どんどん好きになっていくというのは、認知心理学的にはごく自然なことです。
では、彼氏への依存を治すにはどうすればいいのか?ということですが、答えはハッキリしていますよね。
彼氏と会う回数を減らすということですね。
それができたら苦労しないんだけど・・そういう意見ももちろんあると思いますが、彼氏への依存を治す第一歩としては、彼氏と会うのを控える方法を考えることから、はじめてみてはいかがでしょうか。
4.自分が尊敬できたり、憧れる人の生き方を知る
これまで、人間には様々な認知と行動があることを説明してきましたが、もう一つ、影響を受けるということがあります。
その中でも、最も効果的なのが、自分が尊敬していたり、憧れる人の発言や行動、そして生き方です。
例えば、「あの有名人も感動した映画!」とか「あの有名人も絶賛のスイーツ!」と聞いて、思わず見たり、買ってしまった経験はありませんか?
ハロー効果と呼ばれる効果なのですが、昔からよく使われる方法で、好意的に見ている人の発言や行動なども好意的に見てしまうという人間の代表的な認知行動になります。
彼氏への依存をやめたいという人へのオススメの方法がこのハロー効果を利用するという方法です。
自分が尊敬する人や憧れる人が、今どんなことを考えて、どんな行動をしているのか、また、昔はどんなことを考えて、どんな生き方をしてきたのかということに、自ら目を向けて、自分の生き方を見つめ直してみます。
ハロー効果を利用しているので、自分の彼氏への依存を治すきっかけとして、好意的に新しい生き方や考え方を受け入れられる可能性がぐんと高くなります。
彼氏への依存を治してみたいという人には、是非トライしてみてほしい方法の一つです。
まとめ
「彼氏依存症?彼氏への依存を治す方法4つ」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!