近年は、草食系男子やオタク系男子と呼ばれる男子が登場したりなど、男性自身が昔ながらの”強さ”を求める風潮は、影を潜めている感じがあります。また、女性側でも求める男性像が以前にも増して、多様化してきています。
そんな現代に生きる男性の特徴の中から、今回は、「甘える男子」についてその行動の裏側にある真意について迫ってみたいと思います。
では、早速見ていきましょう。
1.心を許している、心を開いている
猫や犬といった動物心理学でも明らかになっていますが、「甘える」という行為は、相手に対して心を開いているというサインであり、重要な感情表現の一つでもあります。
それは、人間の場合も同じで、男性が女性や彼女に対して、「甘える」というのは、まさに心を許していたり、心を開いていているということを示唆していると言えるでしょう。
また、もっと深い意味では、心を許すだけでなく、甘えることで相手のことを「信頼」しているとも言えるかもしれません。なぜなら、男性が甘えるというのは、多くの男性が他の人には普段は見せないであろう弱みを見せることでもあり、それは、相手のことを信頼していないとできないからです。
2.依存してしまっている
心を許していることを示唆しているからとは言え、甘える男性をいつも好意的に見てもいいということではありませんし、実際そう思っていない女性や彼女も多いと思います。
実際のところ、甘えるという行為は、度が過ぎると、相手を頼るあまり、「依存」になってしまう場合があります。
分かりやすい例でいえば、何かと尽くしてくれる彼女に対して、彼氏がどんどん甘えるようになってしまい、最初は自分でしていた掃除や家事なども、いつしかほとんど彼女に任せるようになってしまったり、彼女に度々お金をせがむようになったりなど・・、といった感じです。
まるで、甘やかされて育った子供が大人になって苦労したり、周囲の人間が苦労するように、彼女が相手を甘やかしすぎるのは、自立心を失わせ、依存を生んでしまうという意味で必ずしも、好意的に受け取れない場合があります。
3.弱気になっている
激情タイプの男性が感情の起伏に悩まされるように、くよくよと悩んでしまう系の男性は、ついつい自分の恋人や彼女に対して甘えてしまいがちなところがあります。
また、悩んでしまう系の男性でなくても、普段から冷静沈着で動じない系の男性が、気弱になっているときには、自分が信頼している恋人や彼女に対して、甘えることがあります。
いずれも、男性が少しあるいはそれ以上に感情がマイナスの方向に傾いていることを示唆していまして、そんなときは、恋人や彼女が優しく受け止めてくれることで、心がスッキリするという場合があります。
また、弱気な男性を受け入れるだけでなく、時には励ましたりすることで、より関係が深いものになるキッカケになるかもしれません。
4.駆け引き?
恋愛の初期段階では、恋人同士がお互いが知りたいという気持ちが湧き出てくるのは自然だと思いますが、中には恋愛テクニックとして「甘え」を使ってくる男性がいます。
甘え上手なんていう言葉がありますが、甘え方が上手い男性は、恋人や女性だけでなく、仕事でも「甘えの使い方」を心得ていて、相手の懐に入るために、意識的にあるいは無意識にコミュニケーションの中に、甘えを使用してきます。
恋の駆け引きだとしても、甘えがキッカケとなり、お互いの関係が深くなるのであれば、双方にとってプラスなのではないでしょうか。
ただし、恋愛テクニックをあまりに駆使されすぎると、演出?と思えてきて逆に相手への不信感を募らせてしまうこともあったりします・・。
5.マザコン
これは珍しいケースかもしれません・・。過去に筆者が以前にある女性から恋愛相談を受けたことがあった男性だったのですが、とにかく、二人きりのときに甘えてくる・・ということでした。
最初のうちは、彼女の方もその男性のことを”かわいい”ぐらいに思っていたようですが、次第に、その甘え方が気になるようになり・・やがて嫌気をさすようになり・・、そして最終的に達した結論が極度のマザコンだった・・というから筆者も驚きでした。
ある程度のマザコンであれば良かったかもしれませんが、度が過ぎるマザコンというのにその女性はうんざりしてしてしまい、結果的に分かれることになりました。
あまりに甘えてくる男性だったら、恋人や女性は注意が必要かもしれません・・。
【まとめ】
「甘える男子の心理とは?その行動の真意・・5つ」と題してお送りしてきましたが、いかがでしょうか。
読者の方の参考になれば、幸いです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。