好かれる人と機嫌の良さ‏

明るく機嫌よく!

社会の一員として、生きていくと、今も昔も実に様々な問題に遭遇します。

人間関係にはじまり、お金、住まい、健康、将来のことなどあげるとキリがないほど、気掛かりなことがあります。

では、そういった心配事に気を揉んでばかりで口を開けば愚痴ばかり…、そんな日常的にどよーんと暗い人に対して、周囲の人が好感を持つでしょうか?

親切な人であれば、最初のうちは、親身になって相談に乗ることもあるかもしれませんが、回を重ねても一向に解決しそうもなく、相変わらず愚痴ばかり…となるとさすがに、親切な人も身を引かざるを得ないでしょう。

また、それとともに気持ちが離れてしまっても致し方ないことでしょう。

どんな人であれ、大きさはともかく日常的に何らかの問題を抱えているものです。

しかし、そんな問題に対して解決しようとする気も行動力もなく、日常的に愚痴ばかり…では、とてもじゃありませんが、人からの好意は得られません…。

仕事帰りの飲食店でサラリーマンやサラリーウーマンがたまに愚痴の一つや二つをこぼすのは、『ネタ』みたいなものでいいと思いますが、普段から愚痴ばかりというのは決して褒められるものではありません。

もし自分がそうなってるかも…という自覚があるなら、せめて、愚痴ではなく、その問題をどうすれば解決できそうかを考える方をオススメします。

愚痴の恐ろしいところは、日常的にアラ探しばかりするようになり、まるでそれが日常的な行動になってしまうことです。

そうなってしまいますと、人はイライラしがちでネガティブオーラ全開です。とてもじゃないですが、機嫌がいいどころか、周囲から好かれることもありません。

私の身近な例から一つ参考になる話をさせていただきます。

私がある通販系の会社に勤務していたころ、ピカピカのキャリアを引っ提げて入社してきた女性がいました。

入社当初は、明るく、はきはきとして、またいつも笑顔でニコニコという誰にでも愛されそうなキャラだったのですが、細かい作業が得意ではなく、事務系の女性から、やがて疎まれる存在となってしまいました。

もう一つ、彼女には気がかりな特徴がありまして、それが「人の話を聞かない」というところでした。

そういった特徴も災いしてか、また、昇進が度々見送られたこともあってか、いつしか彼女の顔色はさえないようになり、人のアラ探しばかりはじめるようになり、日常的に機嫌が悪い日々が続くようになりました。

おそらく、上司であった私や社内の人間はみんな何らかの形で、その悪口のターゲットになっていたと思われます。

そうして彼女が入社して2年ほど経過した頃、彼女は自分の口から「退職」を告げました。

彼女が周囲の人間に好かれていたかと聞かれると残念ながら、「NO」と言わざるを得ません。

実は興味深いことに、同じ時期に異業種から営業部に入社してきた男性社員は、ほとんど仕事で結果に繋げられず、周囲から不評を買っても、決して腐ることなく、終始笑顔でつとめて機嫌よく振舞っていました。

その彼は先の彼女とは、対照的に、その期間では営業の仕事では結果は残せなかったものの、日常的な機嫌のよさに引きつけられるように人が集まるようになり、やがて、高いコミュニケーション能力が買われ、海外貿易部という花形の部署へ移動することになりました。

こうした例は、特殊な例と感じる方もいるかもしれませんが、様々な会社を渡り歩いてきた私には、極めて日常的なことのように映ります。

本人にとっては、辛い日々の中でも、機嫌よく振る舞い続けることで人々からの好意を集め、人生が好転することは決して珍しいことではありません。

機嫌よく振舞うということは、非常に価値のある行動様式だと思います。

 

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