婚活で年収よりも重要なお金にまつわる条件3つ

婚活で年収よりも重要なお金にまつわる条件3つ

婚活をしていると気になるものの一つに相手の「年収」があります。

「年収600万円はあって欲しいなぁ・・」「年収400万円で大丈夫です。共働きするつもりなので・・」といったコメントなどは、よく聞く話ではないでしょうか。

しかし、年収は働いている会社の経営状況や、景気などにも左右され、男性から聞いた年収が、たまたまその時だけ多かったということもありますし、逆に、そのときだけ少なかったということもあります。

つまり、婚活において、年収というのは、実はそれほど、信頼できる数値ではないのです。

そこで、今回は、婚活で年収よりも重要なお金にまつわる条件3つと題して、婚活と年収について迫ってみたいと思います。

では、早速、見ていきましょう。

1.年収が高くても、低くても浪費家は避けるべし

「価格とはお金を支払うこと、価値とはお金を得ること」という名言を語ったのは、30年以上に渡って、世界の資産家トップ5に常にランクインしているウォーレンバフェットですが、どんなにお金を稼いでいても、出費が多い浪費家は、価値となる資産を築くことはできません。

そして、資産を築くことができなければ、残念ながら、経済的に豊かな家庭を築くことは難しいでしょう。

また、浪費家は、飲食費や嗜好品などに多額のお金を費やすことが多く、それが原因で、身体を壊しやすいというリスクを抱えている点も見逃せない点の一つです。

それは、場合によっては将来の収入の大幅減に繋がりかねませんので、年収が高くても、飲食費や嗜好品などに多額のお金を費やす浪費家は、結婚相手しては慎重に判断する必要があるでしょう。

一方、年収が低いものの、価値あるものにお金を使い、将来的にお金を生み出す資産を作り上げることができるタイプの人間は、将来的に経済的に豊かな家庭を築くことができる可能性が高くなります。

年収が高い人が必ずしも浪費家ではありませんが、年収が高い人であっても、その人が浪費家なら、年収が安い人よりも、将来的なリスクが高い可能性があるということは、お分かり頂けるかと思います。

2.年収の中身が大事、高いから安心というわけではない

年収が高い人にも、色々なタイプの人がいますが、サラリーマンとして働いていて、その年収のほとんどを給料から稼いでいる人は、長い将来に渡って、その高収入を維持できるかどうかは未知数です。

実際に筆者の周りでも、大手企業から外資系企業に転職して、若くして年収1,000万円を手にしてきた人を何人も見てきましたが、それを長期間に渡って維持できるのは、ほんの一握りです。

例えば、若いときは、過酷な労働環境でも高い年収を達成するためにハードワークをこなせますが、、年齢を重ねてくると、年収を下げてても労働環境が”楽な”ところに転職するという人も少なくありません。

一方、株式の配当や、家賃収入など、資産運用と給料の合算で年収1,000万円を達成し続けている人は、安定感があります。

特に資産運用を長く続けている人で、安定した利回りを達成している人は、それなりの規模の資産を保有していますし、また、サラリーマンの年収が減っても、それほど大きな影響を受けません。

婚活において、相手の年収を見るときは、給料だけで稼いでいるのか、その仕事の状況はどうなのか、そして、それ以外に収入源はあるのか、といった、年収の中身を見る必要があります。

3.資産運用とマネーに関する知恵が重要

婚活の果てに、見事、結婚まで至ると、その後に待っているのは、子供の出産、マイホーム、マイカー、そして生命保険、自動車保険の加入、教育資金の準備など、とにかくお金のかかるイベントの数々。

旦那さんの年収が1,000万円、奥さんが年収400万円程度あったとしても、出産・育児に伴う収入の減少、住宅ローンの支払い、教育資金の準備、買い替えた車のローンや保険料などの固定費を考えると、決して、独身時代のような”優雅”生活を送ることは、難しくなってきます。

そうした時に重要になってくるのが、資産運用やマネーに関する知恵です。

例えば、下の表は、ある二つの家族が4,000万円のマンションを購入した時のシュミレーションです。

その差は、頭金の400万円を最初に払うか、頭金の400万円を投資に回すかの違いだけです。

頭金頭金400万円を支払った場合頭金を支払わず400万円を運用に回した場合
35年ローン/金利2%で固定4,000万円4,000万円
毎月の住宅ローンの支払い額132,505円145,756円
住宅ローンの支払総額(35年)約5,565万円約6,121万円
毎月の積立額で投資に回す額30,000円30,000円
年利4%4%
25年経過した際の住宅ローン残高約1,515万円約1,667万円
貯金と運用で得られる収益約1,531万円約2,597万円
25年経過した時点での資産残高+16万円+930万円

25年間、毎月3万円を投資に回すことを続けたとして、25年後には、頭金を400万円払わなかった方が、”得”をしています。

これは複利という金利の力と時間を利用したものですが、資産運用とマネーに関する知識がある人とない人で、これだけの差が出ます。

上は、住宅ローンの事例でしたが、保険や教育資金の運用なども、その人のマネーに関する知恵が大きく影響してきます。

婚活で年収を見ることよりも、その人の資産運用に関する力やマネーに関する知恵がどれだけあるのかということの方が、注目すべき条件であることがお分かり頂けるかと思います。

まとめ

「婚活で年収よりも重要なお金にまつわる条件3つ」と題して、お送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

読者の方の参考になれば、編集部としてこれほど嬉しいことはありません。

また、「婚活・恋活系マッチングアプリのおすすめランキング」の記事もあわせて、どうぞ。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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